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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ〜U〜
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い賭けのようなものだ。私はいい。いや、本当は嫌だが、私が代わりとなってなのは達が目覚めるというのであればその選択も・・・
「自分一人だけ犠牲になる、なんて言い出したら殴るからね」
フェイトの怒気を孕んだその言葉に、私はただ「ありがとう」とだけ応える。
――
召喚されたし
(
ヴェニ・
)
召喚されたし
(
ヴェニ・
)
召喚されたし
(
ヴェニ
)
――
その直後、来た。視界が揺れる。頭が重い。精神干渉によるものだ。私は椅子に座っていたから良かったが、フェイトは立っていた事でそのまま倒れ込もうとした。重い体を必死に動かし、私へと力なく倒れてきたフェイトを抱き止める。シャーリーの「フェイトさん!?」という悲鳴がどこか遠くに感じる。口を開くのも辛いが、
「シャーリー・・・。みんなを・・連れ戻しに・・・行ってくる・・・!」
そう告げる。歪む視界の中で、シャーリーは息を飲み「必ず皆さんと一緒に帰ってきてください」と言ったのを見る。あぁ、帰ってくるとも。精神が取り込まれた先に何があろうとも、必ず・・・! 決してフェイトを落とさないようにしっかりと抱きかかえ、私は意識を手放した。
「・・ル・・・ルシ・・・シル・・・ルシル!」
暗い闇の中、私を呼ぶ声がする。フェイトの声。耳にすると安心出来る、愛おしい彼女の声。暗闇が晴れていく。意識の覚醒だ。
「ルシル!」
パチン!と景気の良い音、遅れて頬から伝わってくる痛みがじんじんと・・・。ハッと目を開ける。目の前にはフェイトが佇んでいて、「よかったぁ」と安堵していた。左頬に手を置く。熱くはなってないな。あれ? 今、思いっきり叩かれなかったか?
「どうしたの、ルシル?」
「え? あ、いや・・・。なあ、フェイト。今、私の左頬を叩かなかったか?」
「ううん。やだなぁ、ルシル。もしかして寝惚けてるの?」
・・・・だったら何で目を逸らす? まあいい。悪気があったわけじゃなく、ただ目を覚まさなかった私に非があるんだろう。目を覚まさなかった私を心配した、そういうことにしよう。とにかく現状の把握だ。今、私とフェイトが居るのは、陽気な音楽が流れる遊園地内にある広場のような場所なんだが・・・
「なんて言うか、すごろくのような道があるね」
「ああ。というか、入場ゲートに思い切り見知った名前が載っているんだが」
すごろくのマス目のような道のスタート地点に設けられた入場ゲート。そこにはこう描かれている。
――ようこそ☆ロキのロキによるお客様のための遊戯城へ――
ロキ。その名を持つ男は、大戦が始まるさらに昔に存在していた。我が先祖の原初王オーディンと義兄弟の契りを交わしたヨツンヘイムの王。オーディンが生み出した、魔術の祖たる“ルーン”を利用して、ロキによって作り出され
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