第二十七話
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た」
「ふぅん……ま、いいや。ご飯食べましょご飯。今日こそイッセーのおかずを頂戴するわ……!」
「ふっ……!貴様に諦めるという言葉の意味をその脳にしっかりと刻みつけてやる……!」
「また始まったよ……」
「これ、何だか毎日の恒例行事だよね……」
「私達もイッセーがご飯を作ってくれているんだからこちらから取ればいいと思うのだが……」
イリナ、ヴァーリ、ゼノヴィアがそう言う。
そう、高校に入って昼食が弁当になってふと
「そういえば、イッセーのご飯ってどの程度なの?」
と言って、俺の許しを得ずに俺の作ったおかずを食べたのだ。
そして……桐生は膝を曲げてorzの状態となり自身を微塵も残さずに砕かれた。
それ以降、桐生は俺の作った弁当のおかずを狙っているのだ……!
ちなみにこうして説明している間も俺の弁当に刺さろうとしている桐生の箸を俺の箸で止めて高速で止めて食べて止めて食べてを繰り返している。
「くっ……!何て早さ……しかし、この壁を乗り越える程の価値がそこにはあるのよっ!」
そして桐生も負けじと箸を高速で動かす。
そして……決着はついた。
「くっ……!今日も食べれなかった……!」
「守りきった……!」
俺は勝ちを証明するかのように右手を高く掲げる。
「あはは……」
アーシアが苦笑いをしていた。
「さて……それではそろそろ修学旅行の班決めを行いましょう」
五時限目の先生の最初の言葉がそれだった。
「そういえば、そろそろだったな」
そう、そろそろ俺たち二学年は修学旅行である。
正直な話、リアス先輩と離れられて俺としては万々歳だが……ソーナ会長とは親しいのでそちらに関しては悲しい。
「それじゃあ適当に班を決めろ〜人数は多いと思ったら私がその他の班に強制的に入れるからな〜」
どんだけ適当なんだよ……。
「アーシアちゃん、俺と一緒の班になってください!」
「ヴァーリちゃん、俺と一緒に!」
「ゼノヴィアさん、貴女の喜べる旅をプレゼントしましょう?」
「イリナちゃん、一緒に行きましょう!」
そうして俺の家族全員が勧誘を受けている。というかゼノヴィアを誘った奴、キザか?
「「「「すいません (ごめん)、イッセー (君)と一緒の班になるからダメ」」」」
「「「「ちくしょぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおお!!!!!」」」」
おお、四人はズバッと切り捨てたな。
そしてバカだが……
「イッセーとかと行かずにさ。俺と一緒に行かないか? (くくく……これは九巻に当たる所だ……という事はジャンヌとかも出てくるという訳だ。ジャンヌも俺のハーレムに加えてやるか……)」
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