原作開始前
機体が変わるとか……
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ックルはISの大きさに合わせて大きくなり、ディケイド・コンプリートフォームの時のように右腰についている。
『方法は一緒だから。あと、カードは左手にあるから』
言われるままに左手を確認。あった。五枚のカード。ライダーカードを下地にして、赤色で書かれたW壱W。黄色で書かれたW参W。緑色で書かれたW肆W青色で書かれたW伍W。そして、紫色で書かれたW陸W。
試しに、参のカードを使う。まあ、予想は出来てるけど。
《FORM RIDE VALVRAVE HIKAMINARI》
挿入すると、赤と黒だった機体のカラーリングが黄色と黒になっていく。ヴァルヴレイヴV。正式名称W火神鳴W。両肩には巨大双腕状装備である、「アームストロンガー・カノン」が装備されている。このカノンは8本のアームユニットへの分割展開機構を備えており、展開すると元の腕と合わせて10本腕の機体になる。機体の背部コンテナには展開アーム用の武器、「ダイ・アームズ」が格納されており、切断の「ダイ・アルファ」、刺突の「ダイ・ガンマ」、射撃の「ダイ・ベータ」、防御・投こうの「ダイ・デルタ」を用いて多彩な近接戦闘を行うことが出来る。
「やっぱりこういうことか」
『えへへー、スゴいでしょ!』
「うん、普通に考えてチートだよねコレ」
一つで5つの機体になれるとか。ヴァルヴレイヴXとか、ヴァルヴレイヴWとか。あんなシールドとか、三次元の動きとか普通に卑怯だわ。まあ、ディケイドで、ヴァルヴレイヴがISで、しかも神の能力使えて、どう考えても「俺TUEEEE!」な感じだ。でも、ヴァルヴレイヴは俺が望んだ訳じゃないしなぁ。ん? そういえば、カードはまだあったな? 全て取り出すと、さっきのヴァルヴレイヴのカードが五枚。影絵になっているカードが十枚。ここで、気になっていたことを。
「なぁ、ルナ?」
『何? 彼方くん』
「ヴァルヴレイヴUのカードは無いんだな」
『う〜ん。あれは全体的に危険すぎてねぇ。ま、ダーインスレイヴの盾はヴァルヴレイヴTの装備に追加しといたから』
「そりゃまたひどいことを」
ちなみに、その盾は武器を噛み砕く仕様です。機体を元のW火人Wに戻す。これがデフォルトだからな。
『さ、今日からISの操縦の練習を始めていくよ!』
「分かりましたよ、先生」
ルナの指導のもと、俺は深夜練習を始めるのだった。正直な感想言って言いかな? 慣れれる気がしないよ……。やっぱり、この機体チート過ぎる……。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつも通りに篠ノ之道場に行こうとしていた途中だった。
「おい、彼方」
ふと、名前を呼ぶ声がした。その方向を見ると、千冬さんが立っていた。どうしたのだろう?
「なあ、
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