暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
まだいるよ♪みんな大好き☆リリカルアクターズ
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けど・・・。大丈夫? すごく眠そうだけど・・・」

「だいじょ〜〜ぶ。待ってて、すぐに着替えるから」

レヴィはもそもそと立ち上がって、フラつきながらもトレーニングウェアに着替えた。ルールーには、ランニングに行ってきます、ってメッセージを残しておいて、わたしとレヴィは早朝ランニングに出かけた。
ランニング中、レヴィが「なんかすごい首が痛い。なにかしたかな?」って首を捻ってた。やっぱりバックドロップの事は気付いてなかったみたい。

トレーニングを終えて家に帰ってくると、玄関にまで良い香りが漂ってきてた。二人で「ただいまーっ」って言うと、奥からルールーの「おかえりーっ」が返ってくる。ダイニングキッチンに向かうと、ルールーがエプロン姿で朝ごはんを作ってくれてた。手を洗ってテーブルに着く。三人一緒に「いただきますっ♪」って手を合わせた。

「わたし一人置いて、二人だけで出掛けるなんてズルい」

「あはは、ごめんごめん。ルーテシアはグッスリ眠ってたし、起こすのはどうかなぁって」

ルールーはちょっと不機嫌。フォークをお口に銜えて、レヴィを下から覗きこむように上目遣いで見詰める。レヴィはトーストを齧りながら、ルールーの視線から逃げるように明後日の方を見る。
ルールーは「ま、起こさないでくれたのは優しさだからいっか」って笑みを浮かべて、不機嫌オーラを消して朝食再開。レヴィと二人して安堵の溜息「ほっ」と吐いて、今日のこれからの予定を確認する。

「昨日、ディードが送ってくれた時に言ってた、聖王教会でやる演劇を観に行くんだよね?」

「半年に一回催されるイベントなんだっけ?」

「うん。小さな子どもやお年寄りの人が楽しめる、難しい内容じゃないから面白いって」

昨日、ディードに送ってもらってる時にわたし達が今日の予定はどうしようかって話し合ってたら、

――明日、聖王教会の大講堂で演劇が催されますので、よろしければ観覧なさってはいかがでしょう? 内容としてはそう難しいのではなく、広い年代のみなさまにも楽しめる喜劇だと聞いてます――

ディードがそう提案してきてくれた。お昼過ぎからの公演だし、午前中には準備してるところとか見学しようかって話をした。この事はもちろん昨日の内にコロナやリオ、アインハルトさんとイクスにも伝えてある。みんなもオットーから劇の話を聞いてたみたいで、二つ返事で一緒に演劇を観る事に賛成してくれた。

「それじゃあ朝ごはんを食べたら、聖王教会へゴー♪」

「「オー♪」」

それから、立てた予定通りにわたし達は聖王教会へ向かった。途中でコロナ達とも合流して、辿り着いた聖王教会なんだけど・・・なんだろう。

「どうかしたのかなぁ? 劇団の人達も居ないし、シスター達も忙しそう」

リオの言う通り
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