氷華の淫狼
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
スの皆が元気よく返事を返すなか俺は彼女を警戒していた。
・・・氷華の淫狼 フェル・・・
教室を見まわして赤龍帝を見つけた、ふーん、見た目は悪くないわね。私が自己紹介をするとあからさまに私を警戒し始めたけどまだまだね、まるで怯えて必死に吠えて虚勢を張ってる子犬みたいね可愛い。
「それじゃあ今日は英語で簡単な演劇をやりましょうか」
私がそう提案すると生徒達は驚いた顔をする。
「大丈夫よ、何も難しい単語なんか覚える必要は無いわ。必要なのは気持ちと工夫だけよ」
そうして始めたのは英語とジェスチャーを合わせたある所に居た四人の男女の愛憎を描いた寸劇、1人1人にセリフがあり授業参観に来ていた父兄の方にも参加してもらい寸劇は好評のうちに終わり、そして授業が終わり職員室に向かおうとすると。
「ちっと良いですか?」
赤龍帝に呼び止められた。彼の後ろには元聖女とデュランダル使いが居る。
「何ですか兵藤君?」
あくまで今は表面上は教師として振る舞う。
「フェル先生はリーネさんと関係があ」
あらあら直球ね、私好きよ貴男みたいな思い込んだら一直線なタイプ、でもこの場所じゃ不用心と思い彼の口を人差し指で押える。
「赤龍帝、その話は後でね」
そう言って投げキッスをして後にする。彼等を後にした後に私は魔法少女に呼び止められた。
「すみませ、ソーナたんの教室は何処ですか」
私はよく彼女を知っている、向こうが私の事を覚えているかは分からないけど。
「父兄の方ですよね、ソーナたんと言うと生徒会長さんの事ですね、彼女なら一つ上の階の教室だったと思いますよ、良ければ御案内しましようか?」
「ううんいいよ、ここで魔法っ子レヴィアたんの撮影会でもして待ってるから」
そう言う彼女と私の周りには人が集まり始めている彼女の奇抜な恰好に惹かれて。それから生徒達が集まり出し撮影会が始まった。
「あのーポーズ取ってくれませんか」
隣に居た私も彼女の仲間だと思われたのかポーズを頼まれた、せっかくだから得意のセクシーポーズをしたら男子生徒や男性の父兄の方々が前屈みになってしまったわ。気が付けば魔女っ娘より多くの視線を集めてしまっているし。
「オラオラ、天下の往来で撮影会たーいい御身分だぜ」
暫らく撮影会が続いていると、生徒会の生徒らしき男子生徒が現れた、私も一応教育実習生として来ているので、ごめんなさいと一言詫びとウィンクをして一旦その場を離れる。
「ほらほら、散った散った!!今日は公開授業なんだ。こんな所で騒ぎを起こすな」
少し離れた私はそれを見続ける、撮影してくれていた人達も私を写す事に満足して散って行く。
「あんたもそんな格好しないでくれ。って、もしかして親御さんですか?そうだとしても場に合う衣
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ