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転生とらぶる
コードギアスR2
0615話
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と早い気がする。レモン達が眠っているのもある意味当然だろう。とは言っても、準備はしないといけない訳で……

「レモン、コーネリア、マリュー、起きろ。そろそろギアス世界に向かう為の準備を始めるぞ」

 俺の身体に抱き付いたまま眠っているレモンに、コーネリア、マリューの3人を揺すって起こす。夜の疲れが溜まっていたのか中々起きなかったが、さすがに5分程も起こし続けていると目が覚めたらしく、その見事な裸身を見せつつ風呂に入ってさっぱりとするのだった。





「で、朝食が終わったら魔法球に直行でいいのかしら?」

 マリューが作ってくれたシーフードサラダを口にしつつ尋ねるレモン。

「そうね、一応アクセルが持ってきたサクラダイトを使ってヴィンセント・ウォードとガレスは20機程度ずつ完成している筈だから、星刻とかいう人に対するお土産としては十分でしょう。コーネリア、ギルフォードさんはヴァルシオン改を扱えるようになってるの?」
「ある程度はな。さすがにKMFと操作方法が違うから多少手間取っているようだが、今も魔法球の中で訓練をしている筈だ」
「そう、でもPTやAMに乗ってからヴァルシオン改に乗り換えるのに比べれば機種転換訓練は楽だと思うけど……」

 コーネリアの言葉にマリューがどことなく不安そうに呟く。
 実際、KMFとヴァルシオン改の操縦方法の違いを考えれば、この短期間で乗りこなしている方が凄い。この辺はさすがに帝国の先槍と呼ばれただけの事はあるな。

「それで、シロガネの方はどうなってるんだ?」

 デザートとしてブルーベリー入りのヨーグルトをスプーンで口に運びながらレモンとマリューへと尋ねる。
 シロガネは今回の作戦で最重要な艦だ。何しろ、俺達シャドウミラーの実質上の基地として使用する予定なのだから。特にギアス世界で200人程度が姿を隠しておけるような場所は、俺達にはまだ確保しにくい。それに新国家の樹立を宣言する前なので大宦官達の目に止まるような真似は避けたいしな。
 そんな風に考えつつ尋ねた俺の質問に、マリューは少し考えるように小首を傾げてから口を開く。

「完成度90%といったところね。ブラックホールエンジンを使った主砲とのリンクも安定してきたし、後は最終調整といった所かしら。……ちなみに、これがシロガネの改修した場所よ」

 近くにあったコンピュータにデータディスクを挿入して、居間にあったモニタへとデータを表示する。
 まず、最大の特徴は動力炉だろう。元々使われていた物からブラックホールエンジンを複数個平行使用。同時に時流エンジンも複数個使用している。ブラックホールエンジンの出力だけで言えば、ニーズヘッグと同等クラスの物が複数使われている事で圧倒的な出力を生み出す事が可能になった。その為、Eフィ
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