暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
そら来たみんなの魔法モデル☆リリカルガールズ
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やり遂げた感の笑みを浮かべる。

「みんなお疲れ様。クフフ、とってもいい写真が撮れたよ。現像したら、そうだね、ここ聖王教会に送るから。それまでお楽しみって事で」

グロリアが差しだしてきた右手の意味を察して、わたし達は握手に応えていく。

「さて、そろそろ帰らないと。今日はホントにありがとね。すごく楽しかった。またどこかでアタシを見かけたら、声をかけてくれると嬉しいな」

ヴィヴィオとコロナが「こちらこそありがとうございました」「すごく楽しかったです」と感謝。イクスが「グロリアさんはこれからどちらへ?」と訊ねると、グロリアは「西部行って南部、東部、最後に首都と回ってから次元港って予定」って答えた。ミッドチルダの一周旅行みたいな感じだね。ん? 次元港ということは、グロリアはミッドの人間じゃないんだ。

「そうそう。これ訊いとかないと。今年のインターミドルにはみんな出るの?」

「「「「「もちろんですっ♪」」」」」

「わたしはまだ決めてないかな」

ルーテシアとヴィヴィオとコロナとリオとアインハルトは即答。みんなはそのために毎日トレーニングを欠かしてないし。前回よりもっと上の成績を目指してる。
わたしは未だに悩んでる。ルーテシアとぶつかるのが嫌なんだよね。トレーニング旅行でヴィヴィオ達がカルナージに訪れた際の陸戦試合の時は、試合って形だからちゃんと戦うけど、大会のような本気の戦いとなるとどうも気が引ける。ルーテシアは気にしないって言ってるんだけどね。

「わたしは出ないと思います。わたしは医療系を専攻してますから、スタイルが戦闘向きではないので」

イクスは攻撃系の魔法はあまり習得してない。治癒魔法を主とした補助型だ。目標は、現代の医学じゃ治せないと言われた自分を治したシャルロッテ。でもあれは魔術だから、その境地にまでたどり着けないって事は解ってるみたい。それでも少しでもシャルロッテに近づきたいって話を以前聞いた。それが恩返しとも。シャルロッテがそれを聞いたら、やっぱり喜ぶだろうな〜。

「そっか。応援してるから頑張ってね。それじゃ、バイバイ♪」

わたし達が見送る中、グロリアは大きく両腕をブンブン振りながら、去っていった。

「んんーーっ。撮影大会がこんなに長引くなんて思わなかったね〜」

コロナが背伸びしつつ、きっとみんなが思ってる事を代弁してくれた。ホント夕方になるまで付き合う事になるなんて思いもしなかった。そこでふとヴィヴィオが時刻を確認。

「もうこんな時間・・・」

「もうちょっと遊んでいたかったけど、もう帰らないと」

「そうですね。残念ですけど。でもとても楽しかったです」

「うんっ。すごく面白かった♪」

コロナとリオとアインハルトは時間的にもそろそろ帰らないといけ
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