暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
そら来たみんなの魔法モデル☆リリカルガールズ
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。あたしの貸したげるからっ♪」

特に疲れる要因が↑の声の主×2。二人に訊ねられたグロリアは「聖王教会に所属する人ってもっとお堅い感じだと思ってたけど、シスターがこんなにノリの良いなんて、嬉しい誤算だよ、クフフ♪」って心底楽しんでる。

「セイン、シャンテ。またシスターシャッハに怒られるよ?」

「「それなら大丈夫♪」」

セインに修道服を胸に当てられたレヴィが嘆息したけど、二人はお構いなし。シスターシャッハはどうやら少し本部を空けているよう。だからそんなに余裕を見せてる。シャンテがそれを注意深く眺めて、「あーダメ。レヴィっちの方が胸あるし」と悪気のない一言。
セインが硬直。静かに自分の胸を見下ろしてぺたぺた触って、次にレヴィのそれなりに大きな胸を見た後、がくりと両膝をついた。レヴィはレヴィで「レヴィっち言うな。次言ったら判るよね?」と警告。

「クフフ。シスターセイン。そんなに落ち込まなくてもいいよぉ〜☆ 世の中は胸の大きさが全てじゃないって、どこかのレディーが言ってたよ」

「グロリアさん。説得力がゼロなんですけど」

全員の視線がグロリアの豊満な場所へと一点集中。まぁグロリアは大人の女性だし、子供なわたし達より大きくて当たり前だよね。レヴィはヘコんだままのセインから引っ手繰った修道服を受け取って、

「どこで着替えようかなぁ・・?」

「こっちこっち。この植え木の陰で着替えればいいよ」

シャンテにそれなりの大きさの植え木の陰に引っ張り込まれる。ちょっとちょっと。周囲には参拝客(見えるだけじゃ数人だけど)が居るのに、堂々と着替えられるわけが・・・

「近くに空き部屋とかないの? さすがにこんな空の下で、下手すれば痴女の疑いが掛けられてしまうような行動したくないんだけど」

「そ、そう! うちの大切な妹にそんなはしたないマネさせるわけには・・・!」

「でもこの近くに空き部屋はないはずだし。大丈夫だって、ちゃんと人か近づかないように注意するから」

「じゃあ仕方ないか」

「そんなあっさり!? 待ってレヴィ!」

やっぱりレヴィの感性はどっかおかしい。グロリアも「そこまでして着替えなくても」って、嬉しい事に止めに入ってくれる。とここでセインがようやく復活して、

「あたしのディープダイバーで空き部屋まで連れてって、着替えさせてまた戻ってくればいいよ」

そう提案した。こんな外で着替えるよりは断然マシだ。その案に反対意見は当然無くて、セインと手を繋いだレヴィが地面に潜っていった。待ってる間にも、わたしとシャンテは二人で写真を撮られることになったんだけど、「待っててば! セイ―――ほぇ?」レヴィとセインが一分もしない内に戻ってきた。この場に居る全員が、レヴィの今の格好に唖然となる。

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