暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
そら来たみんなの魔法モデル☆リリカルガールズ
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けど)。三度目は本局で、操られていたルシルパパと。四度目は公園で、ルールーと一緒に戦った。どれもお互いの意思じゃない中での戦い。だからカウントに入らない。今の、成長したわたしを見てほしい。ちゃんとお互いの意思がある中で。

「今年もインターミドルの予選会前にカルナージに行きますから、そこでなら、たぶん」

「それは楽しみですね」

アインハルトさんが胸の前に持ってきた右拳をギュって握る。ごめんなさい、ルシルパパ。勝手に約束してしまいました。それから今年のインターミドルの目標とかの話をしながら、聖王教会へ向かった。

†††Sideヴィヴィオ⇒レヴィ†††

次元港からディードの運転する車に揺られて辿り着いたのは、ベルカ自治領の聖王教会本部。ここ聖王教会で、ヴィヴィオ達と待ち合わせする約束だ。ディードは車を駐車しに行って、わたしとルーテシアは、セインの案内で敷地内を歩いている。
そこに、「セイ〜〜〜〜ン」って伸びた声がどこからか聞こえてきた。聞き覚えあり。わたしとルーテシアの前を歩いていたセインがビクッとなって固まる。三人揃って声のした方へと視線を移す。そこに居たのは・・・

「う゛、シスターシャッハ・・・!」

「「オットー」」

両手を腰に当てて仁王立ちしているシスターシャッハと、恭しく会釈してるオットー。シスターシャッハは半眼でセインを軽く睨んだ後、わたしとルーテシアを笑顔で見た。

「いらっしゃい。ルーテシア、レヴィ」

「長旅お疲れさまでした。ルーテシアお嬢様、レヴィお嬢様」

ビクつくセインを横目に、わたし達は「いらっしゃいました〜♪」と返す。シスターはまたセインを見て「話があるので、あとで私の部屋に来なさい」と問答無用な感じで告げた。セイン、大ピ〜〜ンチ。さぁこの場をどう乗り切るの、セイン。

「ちょ、ちょっと待ってシスターシャッハ! 確かに掃除サボって抜け出したのは悪いって思うけど、でも今回はそのサボりのおかげですっごく役に立ったんだよ!」

やっぱり次元港での活躍っていうカードを切るんだ。まぁそれくらいしかないし、セインもそれで説教が無くなるって読んでたし。で、その切ったカードの効果はというと・・・・

「次元港での事件なら、先程フェイトさんとルシリオンさんから窺いました。ディードと共に人質救出に一役買ったそうですね」

「お、おお、そうそう、そうなんだよ! あたしが現場に居たから、被害も少なかったんだから!」

「そうですね。あなたのディープダイバーがあったからこその結果だというのは解りました」

「さっすがシスターシャッハ、話しが解るぅ♪」

お、これは決まったかな。思いの他シスターシャッハの反応が良い。セインもどこか勝ち誇った、やりぃ、これでお説教は無しだぜ☆って
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