暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
そら来たみんなの魔法モデル☆リリカルガールズ
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ないみたい。

「コロナ様、アインハルト様、リオ様は僕が車でお送りします。そして、陛下とルーテシア様とレヴィ様は・・・」

「私がお送りいたします」

グロリアと入れ違いで来たオットーとディード。二人がそれぞれ車で家まで送ってくれる事になった。
駐車してある車の元まで一緒に行って、

「じゃあアインハルトさん、リオ、コロナ。また明日」

「はい。ヴィヴィオさん、ルーテシアさん、レヴィさん。ごきげんよう」

「またね、ヴィヴィオ、ルーちゃん、レヴィちゃん」

「バイバーイ♪」

「ディード。陛下達の事は任せた」

オットーの運転する車が見えなくなるまで見送る。遅れてわたし達もヴィヴィオの家に向かう事になった。そう言えば高町家に訪れるのって随分久しぶりかも。

「ただいま〜〜〜っ♪」

「「お邪魔しま〜〜〜す♪」」

高町家に着いた時には陽も暮れて、すぐさま夕食の準備に取り掛かる。

「食材はなのはママ達が買い込んでくれたから好きに使って良いって」

「了解♪ それじゃなに作る?」

「それぞれの得意料理で良いんじゃない?」

わたしはそう提案。三人で話し合った結果、種類はオムライス一点。だけど味付けは三人バラバラで、ってことになった。一度に三つの味を堪能できるって寸法なのだ。

「わたしは普通のオムライスなら作れるけど」

「じゃあわたしはバターライスのオムレツを作ろっかな」

ヴィヴィオはノーマル(チキンライスだね)。ルーテシアはバターライス(ちょい手抜き感)の奴。
んー、ならわたしは・・・・よし、いっちょアレを作ってみますか。わたしはヴィヴィオに「カレー粉ってある?」って訊いて、ヴィヴィオに場所を教えてもらう。

「レヴィ、まさか・・・アレ作るの・・・?」

「うん、そのまさか。カレー、チャーハン、オムライス。わたしの好きなご飯を一緒くたにした伝説級の宝具。その名もドライカレーオムレツ。意中のあの子のハートを狙い撃ち(スナイピング)♪ 」

右手で銃をつくって、ルーテシアの胸にドッキューン☆
カロリーだとかそんなん気にしな〜い。だって毎日体を動かしているしね。好きなモノは好きなんだから。というわけで、それぞれ作るオムライスを決定した事で調理開始。黙々と、時には雑談しながら作ってると、ピピピ、ってコール音が鳴る。

「あ、なのはママからだ」

展開されたモニターに表示されているのはなのはさんの名前。ヴィヴィオがコールを受けて通信を繋ぐ。

『ヴィヴィオ〜♪ ちょっと気になって連絡しちゃった☆』

教導官の制服を着たなのはさん。仕事が終わったばかりみたい。

「こっちは大丈夫だよ、なのはママ。今ね、ルールーとレヴィと一緒に晩ご飯作ってるの」


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