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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第352話】
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それよりもエムに場所を伝えな。 それとも俺様が伝えるか、福音の封印されている場所を――」
「いいえ、私が話すわ。 ――エム、福音の封印されている場所は北アメリカ北西部にある第十六国防戦略拠点よ。 アメリカの通称は『イレイズド』、地図に無い基地よ」
「……分かった。 詳細な場所の経度等はサイレント・ゼフィルスに転送を……用が済んだなら私は戻る。 カーマインがゼフィルスの部品を用意してくれたのならそれのチェックもしたいのでな……」
「えぇ、良いわ。 もう行きなさいエム」
「…………」
返事をする事なく、スコールの隣を抜けてその場を去るエム。
「あぎゃぎゃ、さて……俺様は韓国企業にあるコアの奪取でもするかな。 あの国、未だに代表を選出出来ないぐらい人として未熟なんだ。 あぎゃ、人じゃあねぇか、自分達はライダイハン作っておいて日本に対しては慰安婦問題でぎゃあぎゃあいつまでもほざいてる馬鹿共何だしな、コアなんか持ってても無意味さ、あぎゃ♪」
そう韓国を侮辱するカーマインだが、悪びれる様子すら無く立ち上がると――。
「貴方……人種差別主義なの?」
「あぎゃ? 悪いが人種差別はしてねぇぜ? 白人も黒人も良い奴は沢山いるしな、だが朝鮮半島の人間で俺様は良い奴を見たことがねぇ。 ……あぎゃ、日本から支援を受けながらその恩を仇で返すような国の奴等なんか、まともに対話何か出来ねぇって訳さ、これがな」
そう説明しながら天井を仰ぐ様に見上げるカーマイン、それをスコールは腕組みしたまま彼を見、口を開く。
「……そう。 ……もしかして貴方、韓国に何か恨みでも?」
「……さあな、あるかもしれないし、無いかもしれねぇぜ? ……あぎゃ、無駄話はここまでにして俺様は早速韓国に飛ぶ。 補給等は気にするな、道中で部下と接触して勝手に補給するさ」
片手を上げ、ヒラヒラと手を振るとその場を去るカーマイン――暫くして、屋上からISを纏ったカーマインが朝鮮半島方面へと飛翔していった。
「……ふぅ、コアに関しては彼に任せれば安心ね」
軽く息を吐くように呟くスコールの言葉は、静寂に包まれた室内へと消えていった……。
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