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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第351話】
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「うふふ、さて――今日は生徒会メンバーが揃った記念とヒルトくんの副会長就任を祝ってケーキを焼いてきたから、皆で頂きましょう」
「わ〜。 さんせ〜」
ダボダボの制服の袖を掲げて笑顔になるのほほんさんは本当にケーキが好きなのだと改めて思った。
「では、私は紅茶を淹れましょう」
「ええ、お願い。 本音ちゃんは取り皿をお願いね?」
「はーい」
作業分担は基本のようで、俺が手伝う間もなく準備が淡々と進められていく。
切り分けたケーキを受け皿に乗せ、机に並べられるがどれも非常に甘そうに見える。
ショートケーキ好きの俺には堪らないぐらい並べられたが、自重しなければ。
「それでは……乾杯!」
そう音頭をとる楯無さんに続くように皆が乾杯をとりはじめる。
「かんぱーい〜」
「乾杯」
「は、はは……乾杯。 はぁ……」
一夏だけが足下に深い溜め息を溢していた、そして俺は――。
「ん、乾杯。 ……不束者ですが、よろしくお願いします」
紅茶を淹れられたカップを持ち、そう言うと生徒会メンバー三人が声を揃えて――。
「「「ようこそ、生徒会へ♪」」」
こうして俺の生徒会所属が決まり、生徒会メンバーに暖かく迎え入れられた。
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