暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第44話 モヤモヤは仕事にぶつけ……られない?
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、とても実行に移す事は出来ません。それは米を広め増産するのも同様で、タルブで実際に生産している者を雇いマギ商会のバックアップを付け広めても、実際に田を作る人員が居なければ意味がありません。人を確保でき次第、少しずつ進めて行くしかありません。あとは連作障害等の知識で、何処まで収穫量を伸ばせるかです」
精霊の加護があるとは言え、農作物の増産を後回しにするのは良くないのですが、人手が足りないので仕方がありません。後回しです。
「芸能娯楽関係は主に私が担当します。劇・演奏・演舞に詳しい者をそれぞれ集めてください。その中から私が実際に会って選考します」
芸能娯楽関係についてですが、演劇系はマギ知識のシェイクスピアを真似するかアレンジすれば良いです。演奏もクラシックから、いくらでも引用出来ます。後は演出関係の見直しです。スポットライト・《拡声》の効果があるマジックアイテム・オペラグラス等の開発や購入が必要ですし、既に完成しているセット切り替えの為の回転床も有効利用しなければなりません。演舞は精霊の住む地を意識して、幻想的な物を目指して開発しようと思います。案は考えてあるので、後でディーネ辺りを実験台にして感想を集めようと思います。大丈夫と思いますが、ダメなら別の内容も考えないといけないです。
「アンリは人員と建材の確保に動いてください。ジルダは家畜の買い付けをお願いします。ジュールは私と一緒にフラーケニッセに飛んでもらいます」
私はあらかじめ決めてあった予算をアンリとジルダに渡し、ジュールと護衛(クリフ+ドナ)を連れてフラーケニッセに渡りました。
海産物関係の仕事は、割とあっさり片付きました。
鰹節への不安感が心配でしたが、鰹節を実際に食べさせてたら真面目に作り方を学んでくれました。一食速解です。続いて干し昆布の作り方を教え、魚の塩漬けや油漬けの作り方を教えました。わかめの塩漬けが出来たのは、個人的に嬉しかったです。滞在期間は1週間に満たない時間でしたが、完成した保存食にみんな満足してくれました。
……ちなみに海苔は、上手く行きませんでした。作る事自体は出来たのですが、海苔自体が希少で量産はとても不可能でした。一週間では海苔の養殖までこぎつけるのは無理だったので、海苔を養殖する知識を伝えるにとどめました。
ちなみにこの時、工場設置と工場設備の作成で、私とクリフはそこそこ忙しかったです。ティアも害獣避けとして活躍してくれました。
別れ際に殺菌の重要性を入念に説き、より良いレシピの開発と海苔養殖の検討を依頼して帰還します。本邸に戻ると、そのまま地熱温室の設置に駆り出されました。と言っても、着工の挨拶と新人工員の指導のみやらされてお役御免です。時々進行状況をチェックしに行ったり、不明な点や不備
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