暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
それゆけボクらの魔拳少女リリカル☆レヴィたん♪
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も・・・? でも、レヴィはさっきのようによく動くから見えちゃうんだってば。去年のインターミドル。わたしの応援の時にも足を思いっきり上げてパンツが見えそうになるのを止められてたし」

「あんな場所で、わたしのスカートの中を見ようする人なんていないよ。観客は全員試合に釘付けなんだし。それに、ちょっとくらい――」

「それがダメだって言うの。もう、少しは気にして」

「うい」

これからは気を付けよう。わたしだって好き好んで見せるわけじゃないんだしね。
それから二人一緒に家の中へ戻って階段を二段飛ばしで駆け上がって、私室に赤のボストンバッグを取りに行く。バッグにはミッドに二泊三日するための着替えとか詰め込んである。
宿泊場所は高町家。なのはさんが仕事で空けるって事で、その間わたしとルーテシアが泊まる事になった。わざわざわたし達が行かなくても、ヴィヴィオがコロナ達の家に泊まりに行けばいいんじゃない?って話はなし。
わたしとルーテシアだってたまにはクラナガンのような都会に遊びに行きたいし。それにヴィヴィオが折角誘ってくれたんだから、ここは友達として行かないとね。

「行こうか、アストライア」

デスクの上にある、3cmくらいのスミレ色をした六角柱型クリスタルのネックレスを首に掛ける。ルーテシア特製のブーストデバイス“アストライア”の待機モードだ。“アストライア”は、ルーテシアのブーストデバイス“アスクレピオス”の姉妹機として作られたから、起動時はもちろんグローブ型だ。

「ルーテシア、レヴィ」

一階に降りたところでお母さんに呼ばれる。にしても、わたしはボストンバッグを自分で持ってるのに、ルーテシアはガリューに白のトロリーケースを運ばせていた。ずるい。

「コレお弁当。船の中で食べてね」

「ありがとうママ!」「ありがとうお母さん」

お母さんから青色と黄色のランチ巾着を受けとる。ルーテシアが「わたしのもそこに入れて〜」って黄色のランチ巾着を差し出してきた。わたしは「しょうがないなぁ」って愚痴っぽい事を苦笑しながら漏らし、ボストンバッグに自分のとルーテシアのランチ巾着も一緒にしまい込む。

「二人とも。忘れ物とかない?」

「「ないで〜す♪」」

「よしっ。それじゃいってらっしゃい」

「「いってきま〜すっ♪」」

こうしてわたしとルーテシアは、アルピーノ邸を後にした。というかさルーテシア。最後の最後まで、船に乗り込むまでガリューに荷物持ちさせるのはどうかと思うんだけど。

†††Sideレヴィ⇒ルーテシア†††

四時間の船旅を終えて、わたしとレヴィはミッドの首都クラナガンの次元港に降り立った。どこを見ても人人人。いつもはたったの四人(ガリュー含めてね)しかいないカルナージ暮らしだから、や
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