暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
それゆけボクらの魔拳少女リリカル☆レヴィたん♪
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、ヴィヴィオちゃん達は強いですから」
少し見ない内にダメな方向に変わったルシリオンに絶句しながら、フェイトさんとシャリオさんに連行されてくルシリオンを見送った。
「ヴィヴィオの言う通りとんでもない親バカになっちゃたね、ルシリオンさん」
「あたしはアリだなぁ。昔のルシリオンさんってどっか近寄りがたい雰囲気出してたし。ああやってどこにでもいそうな親バカなお父さんっていうのは好きだな〜。なんていうかシャルロッテ化?」
「それはそれで近寄りがたい感じがしますが・・・」
まぁとりあえず。ルシリオンは徐々におバカな方へと壊れていくだろうって感じ?
†††Sideレヴィ⇒フェイト†††
地上本部へ帰る途中、私の運転する車の助手席に座るルシルが溜息を吐いた。それは落胆じゃなくて安堵から来る溜息だっていう事は判る。産業スパイに盗まれたデータは言わばセレスの遺品だ。“テスタメント”が生み出した“アギラス”やバトルスーツなどのデータ。
それらはこれからの世代に有効的に利用されるべき“力”。セレスもそれを望んだ。それを悪用しようだなんて許せない。だからそのデータが狙われてるかもしれないって情報が来て、私とルシルは動いた。後手に回ってしまったけど、データは無事に取り返す事が出来た。
「今回はレヴィ達に大きな借りが出来ちゃったね」
レヴィ達が動いてくれなかったら、人質にもっと負傷者が出ていたかもしれない。ルシルは「そうだな。フフ」って、私に同意したあと小さく笑い声を零した。後ろの座席に座るシャーリーが「どうしました?」って訊ねた。
「レヴィの事で少しな。JS事件の時の彼女と現在の彼女のギャップが可笑しくて。この世界から離れていて、次に会ったらあんなに良い子になっていた。許されざる嫉妬レヴィヤタンではなく、レヴィ・アルピーノとして生きている。今回はちょっと無茶をしたが、それでも褒めてやりたいと思う」
JS事件の時のレヴィ、それとルーテシアは物静かだった。それが今じゃあんなに明るくて、優しくて、面白くて、可愛らしい女の子になった。シャーリーが「そうですねぇ。あ、でもルシリオンさんも変わったっていう事では同じですよ?」って首を傾げる。
「昔の同僚と会う度よく言われるよ。お前変わったなって。自覚しているから文句はないが。それに良い意味でのセリフだからな。・・・フェイト、シャーリー。私が変わって、二人はどう思う?」
その問いに考える時間なんて要らない。だから私は即答する。
「ルシルはルシル。どれだけ変わっても、その思いはずっと変わらないよ」
「わぁ。ごちそうさまですフェイトさん♪」
バックミラーに映るシャーリーが少し頬を染めて笑う。
し、しししししまったぁぁあああああああああ!
「何をそんな
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