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もう一人のアルフィミィちゃん
アークエンジェルは妖精さんの支配下に置かれるそうですよ? @
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ミィはラクスと知り合いなの?」

「ええ、あちらで懇意にさせて頂いてますの。お兄様、少し女の子同士、2人だけでお話してもいいですの?」

「わかった。じゃあ、外で待っているね」

「お願いしますの」

お兄様を見送った後、改めてラクスを見ますの。

「まさかこのような場所でお会いする事になるとは思いませんでしたわ」

「ふふふふ、それはこちらも同じですの。一体どういう事ですの?」

ユニウス7の被害は防いだはずですの。なのに何故ですの?

「ユニウス7への核攻撃によって散っていた軍人さん方への追悼式典の為ですわ」

「そっ、そんなのするですの!? 聞いてないですの!」

「そのような事を知らせるまでもないという事ではないでしょうか……?」

「何考えてやがりますの……今は戦時中ですのよ?」

「民間団体が企画したようで、賛同者が多くて政府も抑えられないようです」

しまったですの。勝ち過ぎたですの。圧倒的な制作速度となった食料生産力と医療技術の向上による出産ラッシュ。そして、外敵がほぼプラント周辺から消滅した事によって安全を得た国民の浮かれぐわい。連中、戦時中ってわかってないですの。

「もういいですの。とりあえず、私の事は内緒ですの。まだやる事があるので、くれぐれも秘密ですの」

「わかりましたわ」

「では、私はねますの。お兄様に送ってもらうといいですの」

「はい。キラが待っておりますものね」

ハロを抱いて出て行くラクスを見送り、暇をつぶすですの。
それから、少ししてナタルがラクスを人質にして停戦。お兄様が反発してラクスを連れて引き渡しに向かいましたの。

「嬢ちゃん、すまんが出る準備をしてくれ! 絶対にクルーゼは仕掛けてくるからな」

「了解ですの」

ムウの指示に従ってエピオンに乗って待機する。

「レッツショータイム、ですの」

『何か言ったか?』

「いいえ、何も」

クスクス、これからが本番ですの。本当はもう少し引き伸ばしたかったのですが、ラクスのせいできっとばれますの。なら、やってしまうですの。ふふふ、ルリルリにコードを送信して完了ですの。






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