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ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第42話 塩爆弾爆発!!でも私は不在です
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は小さくため息をつきながら応じた。
そしてゆっくりとした動作で、紅茶を一口飲みカップを戻す。
吾はそこにカトレアの迷いを感じた。じれったいとは思ったが、吾はただ待つことしかできんかった。やがてカトレアは眼を閉じ、決意を固めると口を開いた。
「私とギルとティアの関係ってなんなのかな?」
先ほどの質問に主が加わっただけで、吾は答えを返す事が出来んかった。
「じゃあ、ギルとティアは?」
“使い魔とその主”と言う答えは、自分の中の何かに抵抗されて呑みこんでしまった。
「ギルと私は?」
カトレアの言葉に原因不明の苛立ちが込み上げて来る。気が付くと、思い切りカトレアをにらんでいた。
「ギルが女を欲していて……」
目の前の色ぼけに、殺意がわいた。
「相手をしてくれって言われたらどうする?」
「えっ!?」
それは吾の中に、まったく想定されていない質問じゃった。
「主がそんな事!!」
「私なら喜んで応じるわ」
「!!」
吾は答えられんかった。
「ティア。あなたは求められたら、流されて体を許してしまうわ」
「そんなわけ……」
「だって、今のティアはギルの事を、男として見ているから……」
吾は反論の言葉が出てこず黙ってしまった。自らの行動や感情を振り返えると、とても否定できぬ状況なのじゃ。いや、むしろ胸にストンと落ちる物があった。しかしそれは、更なる苦悩を呼び込む事となる。主は人間……そして、吾は竜……。
「私ね。欲張りなの」
「何を……」
「ギルも欲しいけど……」
一瞬、主と同じ人間であるカトレアに殺意がわいたが、次の一言でそのすべてが吹き飛んだのじゃ。
「同じくらいティアも欲しい」
一瞬、思考が完全にストップした。えーと……この女は何と言ったのじゃろう? 熟考し、言葉を噛み砕き、理解しようと努める。
「なな 何を考えておるのじゃ!! 百合なのか!? レズなのか!? 両刀なのか!? そんな性癖に吾を巻き込むな!!」
「ち ちが……」
「何が違うと言うのじゃ!!」
「……くも無いのか」
吾は思わず椅子を引き、いつでも逃げられる体勢をとる。ダメなら《変化》を解いてでも……。
「私はギルを抱くし抱かれるわ」
カトレアの言葉に、先ほどまで逃げ一辺倒だった思考が180度切り替わる。
「だがらティアも、ギルを抱いて抱かれなさい」
「なっ!!(何を考えておるのじゃ……このエロピンクは!!)」
「私はティアなら受け入れられる。ティアも私なら受け入れられるんじゃない? ……もちろん私に対する性的な意味は除外して良いわ」
釈然としない物があったが
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