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ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第42話 塩爆弾爆発!!でも私は不在です
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のやめてという懇願を無視し続けていると……。
「やめて やめないと!!」
「やめないとどうすると言うのです?」
急に強気になったカトレアに、私は余裕たっぷりに聞き返しました。
「ふんぎゃーーーー!!」
「きゃぁ〜〜〜〜!!」
「ふにゃーーーー!!」
返答が来る前に、三者三様の悲鳴が響きました。カトレアが《共鳴》を発動したのが原因です。私は2人分の痺れをまともに受け、悲鳴を上げ倒れました。カトレアとティアは、互いの分の痺れを上乗せされ悲鳴を上げる羽目に……。今後カトレアを苛める時は、こういった反撃を想定しなければならないと学びました。
ちなみにこの時、居間にて白い少女が突然「ぎにゃーーーー!!」と、悲鳴を上げながら倒れ屋敷内が騒ぎになったのを後で知りました。
−−−− SIDE ティア −−−−
暫く床に転がるはめになったが、何とか体が回復したのじゃ。主とカトレアもじゃれるのは構わぬが、吾を巻き込むのはやめてほしいのじゃ。
そして待ちに待った昼食なのじゃ。朝食は説教でつぶれたので、空腹の吾には至福の一時に……ならんかった。
主とカトレアが、吾が人の姿で食事をするのを見て、笑顔で「ティアにマナー教えないとな」「そうね。とっても楽しみ♪」と言っておった。吾はその笑顔に、恐ろしいほどの寒気を感じたのじゃが、直ぐにこの寒気の正体を思い知らされる事になったのじゃ。吾から言わせてもらえば「辛かった」としか言えぬのじゃ。まあ、主と同じテーブルで食事が出来るのは悪くないがの。
昼食が終わり、主は仕事に出かけたのじゃ。主を見送り吾は一息つけると思っておった。
「ティアちゃん。ちょっとお話があるの」
カトレアはそう言うと、返事も聞かずに吾を引きずり自室に連れ込んだのじゃ。
「で、話とはなんじゃ」
「ギルの事よ」
カトレアの目は真剣じゃった。この吾が気圧されるほどの決意も感じたのじゃ。すぐにでも話は始まると思っておったが、カトレアは軽く息を吐くと紅茶を入れ始めたのじゃ。吾はこの動作から、話し始めれば長くなると感じ、吾は黙ってテーブルに着き、カトレアが紅茶を入れ終わるのを待ったのじゃ。やがて吾の前に紅茶が出され、カトレアは吾の正面に腰かけた。
「私達の関係ってなんなのかな?」
唐突にカトレアが質問して来た。その視線は紅茶を見詰めたままじゃった。
「使い魔とその主じゃろ」
カトレアが吾を見て居なかったので、客観的事実のみを口にした。
「主と呼ぶのはギルだけのくせに」
ようやくカトレアの視線が吾に向いた。その表情は複雑その物で、感情を読み取る事は出来んかった。
「事実じゃろ」
「それもそうね」
カトレア
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