暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ここは海鳴、始まりの街 〜追憶の旅路そのにっ♪〜
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ハイタッチを交わす。
『なぁフェイトちゃん、ルシル君。なんで二人の解答は似とって、そしてフェイトちゃんはあんなスラスラ答えられるん? あんなゲーム前の短いヒソヒソ話だけやったら、決めるんは難しくない? やっぱり・・・』
『そのやっぱり、だ。魔導師の特権、念話を使った』
はやてちゃんにそう答えるルシル君。ヴィータちゃん達は『卑怯だな』って呆れていた。当時の私たちは、まさか真面目な二人がそんなズルをするわけないって思いこんでたからこそ、念話を使ってるのを見逃していた。
『少し灸を据えてやろうって、な。だからこんな手段を講じた。当初はアリサを潰す予定だったが、やはりシャルも世界の祝日なんて知識はそう無かったようだ』
『むぅ、確かにあたしにも非があったかもね。下手に熱くなりすぎてた。でもあんたも似たようなことしてたよね?』
『フェイトに気を遣わせ、自らアウトを取りに行かせるような真似をさせた時点で、君とシャルは重罪だ。私のは単なる戦法。アリサ、君のやり方と一緒にしないでもらいたいな』
『えっと、あの時はホントに答えが出て来なかったって事もあったんだよ』
それから第二回戦は、星座、花の名前、十字架のある国旗等々って続いて、子ルシル君0、子アリサちゃん1、シャルちゃん2、子フェイトちゃん3で、子フェイトちゃんが負けた。
第三回戦に行こうかというところでタイムアップ。昼食にしようって、子供の私たちを迎えに来たお姉ちゃんとエイミィさん。お昼ごはんを楽しくお喋りしながら済ませて、午後はまた温泉に入って。
夜は夜で、子ルシル君がシャルちゃんの例のマスター権限で女装&お父さん達のお酌をさせられたり歌を唄わされたりと、子ルシル君だけ地獄だった。そんな楽しい時間を過ごした当時の私たち。色褪せることの無い大切な思い出だ。
†?―?―?↓????↓?―?―?†
シャル
「やっほーっ。この作品の神主人公シャルだよー♪」
ルシル
「漢字が違うぞ。神、ではなく、真、だろうが」
レヴィ
「もうそんな事どうでもいいけどね」
ルーテシア
「妹が出番が来ないからってなんかグレてる・・・」
シャル
「あはは、ごめんごめん。もうちょっとやらせてね。あと一話か二話。突き詰めればきっとあと一話で過去が終わるから」
ルシル
「その後はその後で、例のストーリーを持ってくる予定で、レヴィとルーテシアが出てくる可能性があまり無い」
レヴィ
「・・・・いいもん。ミニコーナーの支配者って名乗るから。
本編だけが全てじゃないもん。さっさとこのエピソード終わらせて、完結編でも始めれば。
第一話のプロットも書き終えて、あとは清書だけすればいいんだしさ」
ルーテシア
「拗ねてる
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