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妖精の義兄妹の絆
ギルドへの依頼
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涙を流すまいとこらえていた。
「…わかった。今日からは俺がウェンディの兄ちゃんだ。
ずっと一緒にいてやる。寂しい思いはさせない。約束だ。」
そう言ってタクヤは右手の小指をウェンディに差し出した。
「これからもよろしくね。…お兄ちゃん。」
ウェンディも右手の小指を差し出し、タクヤと指切りを交わした。



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