コードギアスR2
0614話
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るスレイの手を握り、その薬指へと時の指輪を近づけ……
「いいんだな?」
最後の確認の意味を込めてそう尋ねる。その問いに対するスレイの答えは、無言で俺の唇に己の唇を重ねる事だった。
「当然だ。私は永遠にお前と共に歩む。そう決めたのだ」
スレイにしては珍しい程に優しい笑みを浮かべたその顔に、再び唇を重ねてから左手の薬指へと時の指輪を嵌める。すると次の瞬間、時の指輪がスレイの指に合わせた大きさへと変化する。
「スレイ、これでお前は俺のものだ。そして俺はお前のものだ」
「……ああ」
「ふふっ、ちょっと間違っているわよ。私達全員がアクセルのもので、アクセルが私達全員のものでしょう?」
レモンの声に笑みを浮かべ、唇を重ねてから頷く。
「そうだな。確かにそうだった。俺の大事な恋人達。お前達を守る為に俺は力の全てを尽くそう。敵になるのなら神ですらも殺そう」
「ちょっと大袈裟じゃないか?」
そう問いかけてきたコーネリアにも同様に唇を重ねてから口を開く。
「心配するな。何しろ俺は大魔王と呼ばれた男だぞ? 神の1人……いや、1柱や2柱くらい仕留めてやるさ」
「けどあまり心配させないでね? アクセルが強いのは知ってるけど、それでも恋人の事を心配するのは当然なんだから」
濡れた瞳でそう言ってくるマリューと唇を重ね、そっとその髪を撫でる。
「俺はいつでもお前達の下に戻ってくる」
こうして、俺と4人の恋人達はベッドルームへと消えて行くのだった。
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