暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
コードギアスR2
0614話
[3/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
設、か?

「なら、何故私をシャドウのパイロットとして……」
「妹が好きな人に対して素直になれないのを、黙って見ていられないお兄ちゃんからの要請でね。それに私達にしても、スレイなら一緒にやっていくのに不満は無いし」
「に、兄様が!? 私の気持ちに……気が付いて?」
「ええ。だから言ったでしょう? 端から見ればスレイの気持ちは殆どお見通しだったって」

 笑みを浮かべつつ告げるレモンだが……

「まさかフィリオが動いているとはな。俺が言うのも何だが、兄として俺みたいな相手を妹の恋人として認められるのか?」
「認められるからこそ今回の件が勧められてたんでしょう? ……さて、スレイ。貴方の質問が終わったら、今度は私達からよ。……知っての通り、アクセルは無意識で女を堕としていくような厄介な性格を持っているわ。それこそ、私、コーネリア、マリュー、さらにはネギま世界にいる従者4人まで。そんな中でアクセルと共に生きるとなると、色々と面倒な事態になる事は確定と言ってもいいわ。それこそ、アクセルを独占するような真似はまず出来ないでしょうし」
「と言うか、アクセルを独占しようものなら夜が大変すぎて逆に身体を壊すと思うんだが」
「まぁ、私達3人でも大変なのは事実だし……ね」
「コーネリア、マリュー、ちょっと黙っててちょうだい。……ん、コホン。さてスレイ。つまり貴方は私達と同じくアクセルの恋人として一生を……否、永遠を共に過ごす覚悟があるかしら? もしちょっとした火遊びのつもりだったり、何となくアクセルが好みだから、とかいう理由なら今引いておいた方がいいわよ?」

 どこか挑発的とも言えるレモンの問いに、スレイは一瞬の逡巡すらもなく首を振る。

「違う。確かに私はアクセルの事をお前達程にはよく知らない。だが……だが、それでも私の胸にあるこの気持ちは本物だし、一時のものではないと断言出来る」
「何故? 貴方はそもそもこれまで恋人を作った事も……ましてや男に恋した事もないんでしょう? なら今貴方が抱いているその気持ちが本物の愛だと……LikeじゃなくてLoveだと、何故分かるの? 例えば私はアクセルと最も長い時間を共にしてその人柄を見て来たわ。同時に、アクセルに対する愛を育ててきた。コーネリアやマリューにしてもそれなりに長い時間を共にしてきたからこそ、アクセルを愛しているというのを自信を持っている。……けど、スレイ。貴方はアクセルと行動を共にしたのもまだ短いでしょう? それなのに、その心の中にある気持ちが本当に愛だと断言出来るの?」
「出来る! 少なくても私はアクセル以上に魅力を感じる男を知らないし、アクセルの為なら敵に対して私だけで突っ込んでいく事だって出来る。誰にも……そう、例えアクセルと最初に結ばれたレモンであったとしても、私の心の中にあるこ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ