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魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
ここは海鳴、始まりの街 〜親友再会編〜
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とんど私がフェイト経由でアルフに魔力を供給している。言ってみれば、ある意味アルフも私の“使い魔”ということだ。
『おいおい、アルフ。ここは、おかえり、じゃなくて、いらっしゃい、だよ・・・』
アルフにも、すずか達には私の真実は教えないと言い含めておいたんだが・・・。念話でアルフにそう告げると、『しまった。ごめんルシル。嬉しくってつい・・・』としょんぼりした。そこまで落ち込まれると、こっちが申し訳なくなるよ。
エイミィはアルフの発言を大して気にも留めず、「夕飯すぐに作るから待ってて〜」とキッチンへ入り、アルフも「手伝うよ」と続いた。さぁどうしようかこの状況。クロノとエイミィの子供たちが帰ってくる前に決着しないとダメだろうなぁやっぱり。
「話してくれる、よね? あたしたち親友なんだし」
「なのはちゃん、フェイトちゃん、はやてちゃん、そしてルシル君。私とアリサちゃんにも関係してる事で何か隠してるなら、やっぱり私たちにも話してほしいなぁ」
あぁもうダメだ。二人は笑顔なのに放たれるプレッシャーが凄まじい。なのは達が私に、どうしようか、という視線を向けてきた。
『なぁルシル。アリサとすずか、この際にエイミィにも教えてもいいんじゃないか?』
アルフからの“もう諦めらめて話しちゃえよ宣告”。腕組みして溜息。魔術があればこの数時間程の記憶を隠蔽するくらい出来るんだが。私は「・・・・はぁ。仕方ない」と嘆息し、フェイトに“地球・日本・海鳴市”に有ったアルバムの類と、“ミッドガルド・フェイト達が持っていた”アルバムの類を用意させる。
「持ってきたよ、ルシル」
「ああ。テーブルの上に置いてくれ」
エイミィとアルフが夕飯の用意をしている音をBGMに、ソファに四人で腰かけ、二つのモニターになのはとはやてを交えて話を切りだした。
「まずは・・・そうだな。すずか、アリサ。私とフェイト達との付き合いはどれくらいになると思う?」
私の問いに、二人は数日の間から一年ちょいって答えが返ってきた。。その基準はおそらく“テスタメント事件”前から今日までの間の期間だろう。その前の海鳴への帰郷の際に私がいなかった事、今日まで私という存在の連絡を受けていない事から導き出したに違いない。しかしその答えは・・・。
「ハズレだ。私とフェイト達との付き合いは、彼女たちが9歳の頃から続いている」
「はぁ? そんな昔からなの!?」
「え? うそ、だよね? そんな小さな頃からの付き合いだったら、私やアリサちゃんにもちゃんと紹介してくれるはずだよ?」
信じられないと言った風に反応を示す二人。そこで出て来るのがフェイトが用意したアルバム類だ。まずはこの海鳴市のハラオウン家に置いて有ったアルバムを開く。
(やはり映っていないな・
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