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切り開く為の力
セシリアVS霧瀬
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《NT−Dシステム 発動》
視界の真ん中にその文字が一瞬出てきた途端に視界が少し紅くなった。
「な、何ですのその……ISは……!?」
発動と同時にすべての装甲の繋ぎ目が開き、そこから紅く輝き、
『な、何?変形したの?』
『違うわよ!きっと最適化がすんだのでしょう?』
頭の一本角は二つに割れ、金色に輝くVの形となった。
「すぐに………終わらしてやる」
その言葉と同時にユニコーンは目にも止まらぬ速さでセシリアまで近づいた。
「な!?」
セシリアはすぐに気付き、回避を辛うじてすることができたが
「当てる!」
すでにビームマグナムを展開して、何発かブルーティアーズの機体にかすった。
「……嘘でしょ?(少し触れただけで、エネルギーが二分の一以下までなりましてよ?)」
俺は狙いを定めて撃っていたが。
ーー空かよ、なら……
「接近戦に持ち込むまでよ!」
ビームマグナムをその場に捨て、セシリアの所まで一気にスラスターを噴射させる。
(やめて!来ないで!!)
セシリアにとってこの戦いは恐怖としか言えなかった。
この男には、ついさっきの織斑とは違い憎しみが肉眼でわかるほど見えていた。
セシリアは恐怖しながらもブルーティアーズを俺に攻撃させようとするが、
「見えてるんだよ!!!」
俺はユニコーンのフルスピードを使い、瞬く間に全部のブルーティアーズが潰された。
そして、呆然としているセシリアの目の前にビームマグナムを眉間に当てて聞いた。
「…………まだ、やるかい?」
その問いに、セシリアは首を横に降り
「私の……敗けですわ」
セシリアが降伏し
『勝者・霧瀬一輝君!』
俺の勝ちが決まった。

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