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Angel Beats! the after story
大人のデートA
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怖いもの無しだと思っていたが生まれ変わって、苦手なものが増えるなんて可哀想だな。
「関根がG○Oで借りてきた、ホラー映画を見たらシャレにならなかった」
「相当だな」
岩沢の隣に座りなにもせず、ただ時間が流れていくのを感じる。
この前までは、ゆっくりする機会がなかったから、こういうのも悪くないな。
「結弦覚えてるか?」
「なにが?」
「あたしと間接キスをしたの」
「ばっ!い、いきなりなにを言うんだよ!」
「やっぱり覚えてんだ」
忘れるわけがない、いろんな意味で。
岩沢の前世のことを聞いた時だし、それにあの時の間接キスをするべきかどうかの俺の頭の中の葛藤は相当な激戦だった。
……結果、しちゃったけど。
「そういえば、あたしが消えた後どうなったんだ?」
「大変だったよ」
野球をしたり、テストをしたり、ユイが消えたり、直井が仲間になったり、かなでが仲間になったり、影との激闘を繰り広げたり、みんな消えたり、卒業式をしたりと岩沢に全てを教える。
その光景を想像してるのか、クスクスと笑っている。
「おもしろそうだな。あたしも結弦たちと一緒にバカやりたかったよ」
「そんなもん、これからいくらでも作れるだろ?俺たちは生きてるんだからさ」
「バァ〜〜カ。あんまりかっこいいこと言うもんじゃないぞ」
そう言って、俺の額を指で小突く。
突然、岩沢のケータイが鳴りだす。
「すまない、ちょっと出る」
そう言って岩沢はケータイを耳にあてる。
「ひさ子か。ああ、もうそんな時間か。分かった、これから向かうよ」
電話を切る
「ライブの時間か?」
「ああ、これから準備や音合わせがあるから、数時間前には会場に行かなきゃいけないんだよ」
大変なんだぁと思いつつ、がんばれよと一声かける。
「まかせろ。あっ、それとこれやる」
岩沢が差し出してきたものは今日のライブチケットだった。
数えると6人分だった。
「いいのか?結構高いだろ?」
「オークションだと数十万以上するかもな」
その言葉を聞いたら、ただの紙切れは鉛ように重くなった。
ま、待てよ一枚十万円としよう。それが六枚……計六十万円なり。二週間は遊んで暮らせるぞ!?
「売ったりするなよ」
「………………………はい」
ふっ、さすが岩沢だな。完敗だよ……。
「じゃあ行くよ」
「気をつけろよな」
「分かってる。それと後ろの二人にもよろしく言っといてくれ」
えっ!?後ろ?
「私たちから逃げてたのに、こんなところで遊んでるなんて良いご身分ね音無くん」
「今から、逃げていた分楽しませてくださいね音無さん」
人は時に無力だと感
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