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Angel Beats! the after story
大人のデートA
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れた料理をあたしは知らない!なぜ文化遺産にならないんだ!」
あの岩沢が………うどんキチだったとは……。
それにしても……全然止まる気配がない。
こんな時は!助けて〜ひさ子ねえさ〜ん。
と昨日交換した電話番号にかける。
2コール目でひさ子が出た。
『もしもし』
『俺だ。音無だ』
『いきなりどうした?なんかようか?』
『助けてくれ、岩沢がうどんの話をやめないんだ』
『岩沢お前んとこにいたのか。はぁ〜』
『そんなことより、俺はどうすればいい?』
『ん〜そうだな〜とりあえず………腹パンしとけ』
『oh…………crazy……』
参考になんないと思いすぐに切る。
腹パンって……ひさ子のやつ冗談に聞こえない冗談を言うのをやめてほしいぜ。
だが、ひさ子ならやりかねないかもしれない。
「そもそも、うどんが生まれたのは「岩沢お前、ひさ子に腹パンされたことある?」……………。な……いん……じゃないか」
これはあるな。
後からひさ子に詳しく聞いたら、紅○歌合戦で司会が俺と同じく地雷を踏み、生放送なのに全然止まんないからひさ子が誰にも気づかれないように鳩尾に一発入れたらしい………。
ひさ子恐ろしい子。
「注文はお決まりですか?」
青春真っ盛りなうどん屋の学生店員が聞いてくる。
「そうだな俺はこのキツネうどんをもらうよ。岩沢は?」
メニュー表を凝視すること5分経過し
「とりあえず、ここに載ってるの全部で」
とりあえずの使い方を間違ってるから!!なんだよとりあえず全部って!?お前にとっては前菜感覚なのか?
「か、かしこまりました」
ほら、学生店員驚いてんじゃん。
「お前、そんなに食えんの?」
「あたり前田のうどん祭りだ!」
ダメだこりゃあ。何に言ってもダメだな。
数分経過して、二人席のテーブルには明らかにおかしいほどの、うどんのどんぶりが置かれていた。
「ど・れ・に・し・よ・う・か・な」
すっごい上機嫌の岩沢。
黙ってキツネを啜る俺を気にせず、最初に俺と同じキツネにしたらしく、もくもくと食べていた。
岩沢の食べるスピードが尋常ではない。俺が半分食べるころには、岩沢が頼んだうどんの半分のどんぶりをカラにしていった。
「「ごちそうさまでした」」
俺が食い終わるのと同時に岩沢も終わった。
その体のどこにこの量が入るんだ?あれやこれと考えていると。
「なぁ、記憶無し男」
「なんだって言いたいが、その記憶無し男っていうのをやめてくれないか?もう記憶あるんだし。音無って呼んでくれよ」
バンッ!とテーブルを叩く岩沢が目の前にいた。ご乱心ですか岩沢さん!
「音無だと却下だ却下!音が無いんだ
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