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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第49話 カーニバル
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ったら管理局最強の部隊になってもおかしくないやろな………」
「ええ。ですけどそれにはあのバカがもっと真面目にやってくれればですけど………」

そう言ってエローシュを睨むシグナム。

「言わなくても分かってると思うけどエローシュ」
「大丈夫、俺のポジティブシンキングであの視線は俺に対しての熱い思いだと思えば………」
「だからいつまでも変わらないのよ………」

ルーテシアの厳しい指摘を流し、部屋を出るライトニング。

「正直、隊長副隊長から見て、明日ライトニングは勝てると思うん?」
「………どちらの部隊が相手かにもよりますが、恐らく桐谷の居るベーオウルブズには勝てないでしょう」
「私もシグナムと同意見かな。………と言うより私達以上にエローシュの方が、頭を抱えてるみたいだけど」
「やっぱり対策を考えているんやな」
「ええ。昨日、私の部屋にやって来て真面目な顔で部隊データを見せてほしいとやってきました。部屋の中を小型カメラで撮っていましたがそれはついででしょう」
「撮影されたんだ………」
「あいつには必ず疑って対応しなければいけないからな」

と苦笑いしながら答えるシグナム。

「そう言われると何か不安になって来た………私も気づかれない様に写真とか撮られてるのかも………」
「可能性はありそうだな………エローシュが部屋に来た時には気を付けた方が良い」
「そうする」
「………ってすっかり話脱線してるやん。まあここまで来たらあの子達を信じるしかないか………」

脱線した2人にそう呟きながらはやては対戦相手のデータを見た。

「桐谷君、どうでるんや………?」





















「隊長、いよいよ明日っすね!!」

リーガルが興奮気味に桐谷に話しかけた。
機動六課と同じ様に機動七課のベーオウルブズのメンバーも明日の戦闘に関してブリーフィングを行っていた。

「分かっているな。どちらに当たるか分からないが、ハッキリ言えばスターズのメンバーに勝つのば無謀に近い確率だ。そしてその中で重要なのがいかにバルトさんを抑えている間に加奈を倒し、他のメンバーを減らせるかにかかっている」
「そんなにバルト・ベルバインと佐藤加奈は危険なんですか?」

リーネが不思議そうに問いかける。

「佐藤加奈に関しては全訓練校トップの成績で卒業し、管理局最強の盾と一部では称されるほどの防御、支援中心の魔導師でありながら攻撃もSランク程の威力も出そうと思えば出せる。油断していればバリアアーマーを着ていても負けるだろう」

桐谷が答える前に副隊長のボウカーが淡々と説明した。

「バルト・ベルバインについては弱点らしい弱点は無い。電気変換気質を有効に使い、様々な局面
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