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魔法少女リリカルなのは平凡な日常を望む転生者 STS編
第49話 カーニバル
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「それじゃあ明日のカーニバルのタイムスケジュールを説明するで」
9月10日、地上本部で開かれるカーニバルまでとうとう明日と迫り、スターズ、ライトニングの両メンバーはブリーフィングルームにへと集められていた。
「………」
「………兄さんの手がかりは結局無かったわね」
「それよか相手も全く動きが無かった………そしてとうとう明日か………」
「そうね、必ず動きがあるでしょうね………」
「そこ!聞いているんか!!」
こそこそと話をしていたバルトと加奈にはやてが怒鳴りながら聞いてきた。
「2人共堂々と浮気してるなんていい度胸やないか!!」
「バルトさん!?」
「いちいちはやてに乗せられるな!!」
思わず声を上げたなのはにバルトも怒りながら突っ込んだ。
「だけど大事な話の中でこそこそ話している2人も悪いんだよ?」
「ごめんなさい、フェイト」
「確かにそれは悪かった………」
2人共フェイトの方を見て、頭を下げながら謝る。
「何でフェイトちゃんに謝って私には謝らないんや!?」
「それははやてさんの仁徳の無………うごっ!?」
持っていた冊子を投げられ、それがエローシュの顔面に直撃した。
「黙ってればいいのに………」
「まあエローシュが黙っていられるわけないよね………」
と冷静に突っ込むキャロとエリオ。
「理不尽だ………」
エローシュはそう言いながらはやてを睨むが、当の本人は再び説明しようと皆の方を向いていた。
「まあとにかく!!明日はライトニング、スターズとエキシビジョンマッチで無様に負ける様な事が無い様に頼むで!!バルトさん、明日は思いっきり暴れていいから、手加減せんでええで」
「おう、任せとけ!!」
「ちゃんと私の指示に従って暴れて下さいね………」
「ならしっかり考えろよティアナ」
「ええ、今度は満足いく様に考えます」
と自信満々に答えるティアナにバルトも笑みを溢した。
「エローシュ達も頼むで」
「了解っす。まあ任せて下さい」
軽く答えるエローシュだったが、そんなエローシュの姿を見てもライトニングのメンバーは何も言わなかった。
「あんなエローシュでもライトニングの皆から信頼されている」
「そうだね、皆エローシュの指示通りに動くもんね」
そんな様子を見ていたシグナムとフェイトが呟いた。
「それじゃあ明日はしっかり頼むで!!以上解散!!!」
そうはやてが締め、解散となった。
そしてそれぞれ部屋から出ていく中、はやてはシグナムとフェイトの元へと移動した。
「ある意味、ライトニングは完成した部隊やなぁ………前線メンバーが少ないんやけど、司令塔を中心に展開される様々な攻撃はどの局地戦でも対応できる。これで後3年後にな
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