暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 世界を渡りあるく者
第二章 魔術師と英霊たちとの邂逅 〜冬木 第五次聖杯戦争〜
ただ休むのは性に合わないよね
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のは悪いニュース

例え目を潰してもダメだ

ならどうする、どうする!?











あ、そうだ。これが見えるのは"直死の魔眼"によるもの

ならば、魔眼を上書きすればいい

すぐさま未来視を発動。そしてオフにした

そうすると、視界は元通りになった









「あーー、疲れたーーーー」

そのままベッドに横になる。疲れたのですこし休憩しようと思ったのだ

「ふわぁ....、このまま...寝ちまうか」

睡魔に襲われた俺はそれに逆らわず、寝た

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「もし僕に自由が許されていたら、色んなところを見て回りたいな」

「?、何処にでもいけるじゃん」

「それはこのゲーム盤のなかでしょう?そうじゃなくてさ、他のカケラにも行って見たいっていうはなしさ」

「ふーん。でもなんで?」

「思い出が沢山欲しいんだ、景色はそれだけで思い出になるからね」

「じゃあさ、いつかどっちかが航海者になったら回るか」

「そうだね。約束だよ?」

「ああ!」

それは、過去の記憶

もうずっと、ずっと昔の話だーーー


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「なんで今更こんな夢見たんだろうな」

起きて、俺の口から不意に言葉が漏れた

さっきの夢は俺がまだ先生に会う前の話だったな

もし、あの時......


「やめだやめ。こんなこと考えても沈む一方だ」

そう思い、俺はベッドから出る

さてどうしようかなと考えていたら、部屋のテーブルの上にメモが置いてあった

『起きたらリビングに来ること』
















「起きたわね」

そこには紅茶を飲みながら紙を見ていたら遠坂がいた

「ああ、よく休ませてもらった。ありがとう」

「いえ、なら明日からは働いてもらうから...と言いたい所だけど明日はある場所に行くわ」

「どこに?」

「着いてからのお楽しみで」

「そういえばそれは?」

ここまで紙から目を離さなかった遠坂だが、ここでやっと目を合わせてくれた

「ん、ああこれね。これは今回の聖杯戦争の相手の資料よ」

そんな便利なものがあるのか

「それがあれば相手の弱点やらなんやらわかると」

「いや、そんな情報は多くないわね」

あ、そうか。魔術師は基本的に技術の秘匿は最優先だからな

「ないよりまし、ってことで読んでるだけよ」

「ふーん。んじゃ俺は自分の部屋に戻るわ」

遠坂は紙に目を戻して、手をヒラヒラと振っていた

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