暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
感謝の気持ちはいつまでも
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ュ、そしてジャンプ。ちょーバカな事をしているリエイスの頭目掛けて“アイゼン”を振り下ろす。
あーくそ。あたしの“アイゼン”がいつかツッコミ用ハンマーになってそうで恐ぇ。とにかく、リエイスの頭を粉砕しないように力を押さえてブッ叩く。“アイゼン”の一撃を受けたリエイスが「うぐっ」リインとアギトを解放した。
「痛いじゃないか。ツッコミにグラーフアイゼンはやり過ぎだと思うぞ?」
「アホか。なに朝っぱらからセクハラしてんだ。つかホントに変わったよな、お前」
リインとアギトにタオルを巻いているシグナムを横目に、涙目でそう訴えてくるリエイスに“アイゼン”を突き付ける。あーもうその前にタオルかなんかで、そのデケェものを隠せよな、こんちくしょー。あたしの意思が伝わったのか、バスタオルを体に巻くリエイス。
「これが八神家のスキンシップではなかったのか?」
「は? ってあれ?・・・わっ!? ちょっ、やめろ・・・!」
リエイスを一瞬見失ったと思ったら、背後に回り込まれてスキンシップって言う名のセクハラを受けた。ギガントフォルムで吹っ飛ばそうかとするのを理性でギリギリ抑え込んで、ジャンピング頭突き。手応え、じゃねぇな。頭応えがあった。リエイスの顎を確実に捉えた。背後からドサリってリエイスが倒れた音がした。
「ったく、一体何の影響でここまでバカになったんだよ・・・?」
あたしら全員に見下ろされた仰向けに倒れてるリエイスはわきわきと両手を動かして、何度も頷いてやがる。そしてあたしとリインを何度も見比べる。なんだよ、何が言いたいんだよ。
「ふむ。ヴィータはリインより小さいんだな。フッ」
あはは、こっからあたしの記憶が無ぇんだけど、まぁいいよな。
†††Sideヴィータ⇒はやて†††
「う・・ん・・・なんや・・・いまの・・・?」
ドォーン!と大きな音で目を覚ます。家が少し揺れたようやし、一階でなんかやっとるんやろか?
ベッド脇のモニターに表示されとる時刻は、朝の8時半ちょっと前。久々の休暇ゆうことでちょお寝過ぎたな。パジャマから私服に着替えて、階段を下りる。と一階に下りてすぐ、フローリングの床に波打っとる銀髪を見つけた。
「リイン? リエイス?・・・・」
この八神家で銀髪なんはリインとリエイスだけや。つまりはそのどっちか。窺うようにそろ〜りそろ〜りと近づいて、私は見た。
「え?・・・・リエイスぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!?」
バスタオル一枚でぶっ倒れとるリエイスを見て、私は寝起きすぐやって言うのに思いっきり叫んだ。
「つまり、リエイスの失礼な発言で怒ったヴィータが、アイゼンでリエイスを沈めた、ゆうことやな」
リビングのL字型ソファの縦棒部分に座るシグナムとヴィータ、それ
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