暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはANSUR〜CrossfirE〜
感謝の気持ちはいつまでも
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とでも仲良くなれるところは尊敬できますが、あのイタズラ好きなところだけは正直願い下げです。よく犠牲になっていたルシルさんを思い出すと、泣けてきますし。
「そこで何をしている? リイン、アギト」
「「あ」」
防波堤の上に立って、わたしとアギトを見上げているリエイスと目が合ってしまいました。手招きをするリエイスの元まで降りて、どうして尾行していたのか訊ねられる。腕を組んで仁王立ちなリエイスの視線を受けたわたしとアギトは、ちょっぴり泣きそうです。
「えっと、リインの奴が・・・」
「あ! 何言ってるですかアギト! リエイスを追おうと言ったのはアギトですよっ!」
アギトの裏切り発言に反論します。確かにリエイスを観察していたのはわたしですけど、リエイスを尾行し始めたのはアギトの方。まぁついてきた事に関してはわたしの自己責任ですけど・・・。
「別に怒っているわけではない。しかし、そうだな。いい機会だ。リイン、アギト。二人とも子供の形態に戻れ」
アギトと顔を見合わせて、リエイスの言う通りにフェアリー・モードから通常形態へと戻る。リエイスは続いて「騎士甲冑装着」と言ってきました。さすがにそれは、と思って戸惑っていたのですけど、アギトがそれはもう有能な犬のように言われた通り騎士服に早変わり。
『リインも、ほら。もしかしたらなんかの特訓させられるかもしんねぇ。ここは大人しくリエ姉の言うことを聞いた方がいいぜ、きっと』
アギトの焦りの含んだ思念通話。リエイスもわたしが騎士服になるのを待っていますし、仕方なく騎士服へ。
「よし。それではここから家まで走るぞ」
「「え゛?」」
リエイスに背中を叩かれて、わたし達はたたらを踏む。ここからお家まで3kmもありませんけど、でもわたしにとってはそれは遥か遠く。
「さ、行くぞ♪ 飛行魔法なんてズルはもちろん許さないからな」
「「ひぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」」
あぁ、どうやらわたしはここまでのようですぅ・・・。
†††SideリインフォースU⇒ヴィータ†††
朝起きてみたら、玄関で仰向けでぶっ倒れてるリインと、うつ伏せで倒れてるアギトに気付いた。しかもスゲェ汗。そんでぜぇはぁぜぇはぁ、って見るからに疲労MAX。特にリインの顔色がマジでシャレになんねぇ・・・。つうか何で騎士服なんか着てんだ?
「な、なぁおい、リエイス。リインとアギトに何させたんだよ」
玄関の先、庭でストレッチしてるリエイスに声をかける。リエイスがストレッチを中断して、あたしへと視線を向けてきた。
「ん? ヴィータか。二人には私のトレーニングに付き合ってもらったのだ。とは言っても、帰りのランニングだけだが」
そりゃ御苦労さんだ、リイン、アギト。よく頑張っ
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