4話
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「起きてください。起きてください。ある程度の情報をまとめました。」
その声が聞こえてきたために、目を開けると昨日休んだ秘密基地の自室であることに気が付きます。
「やはり、夢ではありませんでしたか。」
昨日は、寝て起きたら、もしかしたら夢だったということも期待しましたが、やはり、夢ではなかったようです。ということは、この変わり果てた体ともうまく付き合っていかないといけませんね。ですが、思えばあんなハイスペックの機体を頼まなければよかったとも後悔も生まれてきます。
「は〜。これからのことも然りと考えていかないといけないのに後悔ばかりしていてはいけませんしね。そういえば、名前は何が良いでしょうか。外部作業ユニットが三体ありますし、ヴァルキリープロファイルのレナスに変化したら似ていました。そして、レナスは三姉妹だったはずでした。運命の三姉妹の女神のことを北欧神話をノルンといっていたのでノルンという名にするとしましょうか。」
昨日休む前に着替えたパジャマからTシャツとジーパンに着替えて、外に出ると突然声を掛けられる。
「おはようございます。」
「ああ、おはよう。」
「それでは、調べた情報をお話しします。」
「その前に名前を決めたので言っていいですか。」
「ありがとうございます。どのような名でしょうか。」
「ノルンと名にしましたが、よいでしょうか。」
「素敵な名前をありがとうございます。」
「喜んでもらえてうれしいです。それでは、報告をお願いします。」
「わかりました。極東事変は2年前すでに起こっており、日本はエリア11になっています。ですので、外ではマスターの外見はイレブンと見なされて迫害される危険があります。」
「そうですか、やっかいな世界に来てしまいなしたね。原作でいえば4、5年前ですか。だめですね、すぐに原作のことがおもいうかんでしまいます。悪しき考え方です注意しないと。ところでマスターとは、どういうことでしょうか。」
「もちろん、この基地の所有者だからです。それとも、指令やご主人様と呼んだ方がよろしいでしょうか。」
「戒と呼び捨てでお願いします。それでは、私にギアスは効くと思いますか。」
「すでに、戒は生機融合体であり、人間の脳とは違うので効かないと思われますが、人をベースにしているので絶対大丈夫とは保証できかねます。」
「そうですか、ルルーシュやシャルルのギアスなら防ぐことも難しくないのですが、そんなことないですね。油断できる相手ではありません。そんなことをすれば、すぐに足元をすくわれてしまいそうです。それなら、どうしましょうか。」
「確実性を求めるなら特殊スキル学習装置にて精神耐性を覚えてみてはどうですか。」
「なるほど、それはいいかもしれませんね。それに、他の転生者の洗脳系などの能力を防ぐことが出来そうです
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