暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
16幻想曲ーanimando(元気に、活気を持って)
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や腕を狙ってたけど。僕はせっかくだしどうしても頼みたいことがあった。

「ねえねえPOH。実はお願いがあるんだ。」
「お前の頼みは嫌な予感がするんだが…」
「なんて事はないよ。ただ君の『友切包丁』が欲しいんだ〜」

するとPOHは無表情で僕に聞いてきた。

「嫌だと言ったら?」
「牢獄送りかな?ただ君の場合は送りきれず殺しちゃうかも♪」

POHは少し驚いた顔をした。

「oh…まさかお前が殺すを言うとは…しかも本気みたいだな。俺と組んでた頃は殺すことに関して拒否してたのに。」
「いや〜どうしてもこの世界から抜け出さないといけないからね。この世界から抜け出すならいかなる手も使うよ。」

実は僕はただ休んでたわけではない。僕はある理由で『友切包丁』が、しかもPOHの使っている包丁が欲しかったのだ。

「…」

するとPOHは『友切包丁』をしまいシステムウインドを開くと僕にトレードの申請が来た。その間に僕はメモをとる。

「はい、ありがとう。そうだこれをあげよう。」

僕はトレードに『親斬包丁』をだす。これは『友切包丁』の上位版であり、幻とも言える短剣だ。POHもこれにはとても驚いたようで

「why??何故だ?このトレードお前の損しかないじゃないか!」
「いいんだよ。ちょっとした理由でね。君の『友切包丁』が欲しかったんだよ。それじゃあバイバイ!」

帰ろうとしたその瞬間。

「そうは…」
「させないよ〜」

飛び込んできた2人組がいた。『ラフィン・コフィン』のジョニー・ブラックと赤眼のザザだ。僕はクスッと笑いながら距離をとる。そして、少し挑発する。

「ふふ、これはこれは厨2病のザザさんと、精神年齢が幼いジョニーさんじゃないですか!何?僕を殺しに来たのかい?」
「…お前には言われたくないな…やっぱり苦しめて…殺してやる…」
「んだと!お前の方が精神年齢低いじゃないか!」

口々に2人が言う。あーあ面倒なのが3人揃っちゃったよ。僕はため息を一つ付いたあと、

「うーん…POHはどうするの?やっぱり僕を殺す?」

いつの間にかHPが回復しているPOH
に話しかける。手にはさっきあげた『親斬包丁』が握られていた。

「ふ、仕方ない。せっかくもらった武器の威力試させてもらわないとな…では…」

「「「it’s show time??」」」

3人が襲ってきた。

「うーん…3人同時はつらいな…悪いけど今日の音楽会はここまでだね!au revoir!(ごきげんよう!)」

僕はそういうと閃光玉を足元に投げつける。閃光玉はモンハンと同じでめくらましのための玉だ。まばゆい光が僕の周りを照らす。

「く??」
「うわ??」
「ちっ??」

3人の視界が失
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