暁 〜小説投稿サイト〜
SAO 〜青の剣士達〜
第2部 ALO
37話 再会とただいま
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須郷のその言葉に兄さんは完全に切れたようだ

「痛いだ?あんたがアスナに与えた痛みはそんなもんじゃないだろ!?」

兄さんはどんどんと須郷を切って行く
そして、須郷のHPはゼロになり、リメインライトとなった

『さて、ログアウトさせてやるかね』

そう言うと、茅場さんは色々と操作をした
須郷のリメインライトが消えた

「それにしても、脳をコピーしたなんてな…………本当、変な奴」

兄さんは笑って言った

『ふむ…………君の方が変な奴だと思うのだがね。システムを超えるなど、通常は出来ないはずなのだが』

「俺に言うなよ………なあ、茅場」

『なんだね?』

「なんで、俺の愛剣達とこのコートがあるんだ?」

兄さんの質問に茅場さんは

『不満だったかな?私がこっそりプログラムに組み込んだんだが。
ちなみに君のその剣が伝説武器なのは私からのプレゼントと言う事にしておいてくれ』

茅場さんの言葉に固まる

「さりげなく、凄いこと言うなよ…………」

『さらなるプレゼントがあるのだが、それはまた今度あげよう。それでは、また会おう』

そう言って、茅場さんは去った

『管理者権限は君に移しておいたよ』

最後にこんな言葉を残して

「この現象の原因はあいつだったんだな……………」

こうして、アスナさんを含めたSAO未帰還の人々救出の旅は終わった
須郷は逮捕され、ALOは無くなった
だが、茅場さんが兄さんに種子を渡したお陰で僕達は簡単にゲームを作れるようになり
ALOは復活を果たした
アスナさんが歩けるようになり、学校が始まった頃、第一回、オフ会が開かれた
場所はエギルさんがやっているお店、ダイシー・カフェ
参加したのは、僕、兄さん、スグ、アスナさん、リズさん、シリカちゃん、ソウさん、エギルさん、クラインさん、アイリ、
ケイタ、サチ、ササマル、ダッカー、テツオにシンカーさんとユリエールさんと言う人達だった
シンカーさんとユリエールさんは、兄さんとアスナさんに大変お世話になったらしい
そして、ALOで二次会があった



「勿体無いな…………」

僕は、初期化して一から育て直すことにした
僕以外のみんなは初期化はしなかった

「いいのか?初期化して…‥…‥」

兄さんが聞いてきた

「うん。一から育て直して、兄さんを超えるんだ。
それにしても、意外だよ。僕はてっきり、兄さんは初期化すると思ってたから」

「まあ、そのつもりだったんだけどさ、このアバターにはいい思い出も、悪い思い出もあるんだ。
だから、消すのは辞めようと思ったんだよ。」

兄さんは後ろを振り返った
僕も後ろを振り返る
リーファが上へ飛んでいた

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