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SAOもう一人の聖騎士
クラディールVSユージーンその二

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キリトの大喝によってどちらとも剣を引く。さて、どうする気だ・・・?

「俺はキリト、スプリガン、ウンディーネ同盟の大使だ」

いやいきなり大ボラ吹きやがったぞこいつ!

「護衛をたった一人しか連れていない貴様が大使だと信じろと?」

とマンダーの将軍(ユージーンと言うらしい、)は訝しげに俺達を睨む。だが厳つい顔を少し綻ばせると・・・

「俺の攻撃に三十秒耐えられたら、貴様を大使と認めてやろう」

「随分気前がいいね」

瓢々と剣を抜くキリト。しかし、奴はALO最強の男だ。SAOでもあそこまでのプレイヤーはそうそういまい

「そうだ、貴様も主一人が戦っているのは癪だろう・・・リューナ!」

ユージーンが呼んだのは、女性プレイヤーだった。白衣に緋袴、長い髪を先の方で纏めた姿は、武者巫女と呼ぶにふさわしい。

「「「リューナさーん!」」」

いや待った、なんでシルフやケットシーまで彼女の応援してんの!?

「すいません、お騒がせしてしまって。でも、手加減はしませんよ?」

武者巫女はくすりと笑いながらも、俺に向かって長刀を構える。

「いやはや、女の子を斬る趣味は無いんだが・・・」

周りの殺気が酷い・・・
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