コードギアスR2
0613話
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「……なるほど。さすがと言うべきだろうな。あのアヴァロン級と同様に空を飛べる戦艦か」
「一応言っておくけど、シャドウミラーの幹部達と合流したとしても、決してアヴァロン級と同様だとかは言うなよ? 性能的に考えればシロガネの方が圧倒しているんだし。特に重力波を使った攻撃はアヴァロン級どころか、重アヴァロン級でも数隻纏めてあっさりと撃沈出来るだけの実力がある筈だ。恐らくアヴァロン級や重アヴァロン級が10隻、20隻と纏めて掛かって来てもシロガネに勝つのは無理だろうな」
「それが事実だとすれば……いや、アクセルの言っている事なんだから事実ではあるだろうが、頼もしいとしか言えないな。もっとも、シャドウミラーはあくまでも俺達の同盟国という扱いになるだろう。こっちはこっちでなんとか戦力を用意しないといけないだろうな」
シロガネの性能に唖然としつつも、難しい顔をする洪古。
この辺、さすが星刻の下で軍を率いているだけはあるよな。
「ロンダンやダーロンダンがあるだろう? 確かに空を飛べるというのは有利だが、アヴァロン級程度に脆い艦を使うのを考えたら、地上戦艦の方が使いやすいと思うがな」
「……まぁ、お前達にすればそうなんだろうがな」
苦笑を浮かべている洪古へと視線を向け、次にスレイへと視線を向けてから洪古へと声を掛ける。
「じゃあ俺達は一度ホワイトスターに戻る事にするが……」
「ああ。こっちも情報収集、根回し、訓練とやるべき事がたくさんある。なるべく早く戻って来てくれよ」
「向こうでの出来事がすんなり行けば、すぐに戻ってこられるだろうな」
「……そうだな」
俺と恋人関係になったスレイが、レモン達と顔を合わせづらいのか、俺の腕を抱きしめながらそう呟くのだった。
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