『第四十一話』〜強くなりたい〜
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導技術変換したものだ」
「「「「「ハァ!?」」」」」
「「「???」」」
俺がそう言った瞬間、クロノを始め、デバイスを見ていたプレシア、リニス、アリシア、ユーノの五人が驚きの声を上げる。
なのは、フェイト、アルフの三人は前回と同じように頭にハテナを浮かべる。
ていうかアリシアは分かるのか? 思ったより頭がいいのか?
「カートリッジシステムは元々特殊技能だったのか!?」
「その通りだ。本来は『ソウルバースト』という特殊技能だ。リンカーコアから出る魔力量を一瞬爆発させることで魔力量を増やし、爆発的な威力を得る特殊技能。ハッキリ言ってカートリッジシステムとの違いはそれを人が行うかデバイスが行うかの違いだな」
「それじゃ体が耐えられないじゃない!」
「だから特殊技能なんだよ。これは必須技能ではないんだがな。好んで習得しようと言う人は多かったな。ここぞと言うときに使うと便利だからな」
「それで耐えられるのですか?」
「ヘキサ式は最初に体作りから始めるからな。特殊技能はそれに耐えられるように体を作るからな」
「技術ランクではどれくらいなの?」
「管理局の魔導師ランクで言えばSランク。ヘキサ式のランクで言えばAAランクと言ったところかな?」
クロノ、プレシア、リニス、ユーノの矢継ぎ早に来る質問に即答で返す。五人の口が開いたままだ………
アリシアは『言いたいこと全部言われた……』と落ち込んでいるが、頭を撫でてやると、猫のように擦り寄って来た。なんか可愛いな……
そう思っているとなのはとフェイトに睨まれ、さらに脇腹をつねられた。何故だ? それに痛いぞ。
「アリシアちゃんだけずるいの」
ずるいって……何がずるいんだ?
「もう少し私たちにも優しくした方がいいと思う……」
頬を膨らますなよ、ガキじゃあるまいし。これでも優しくしていると思うんだけどな……頭を撫でればいいのか?
そう思って二人の頭を撫でてやると――
「にゃあ……///」
「んっ……///」
アリシア同様、顔を赤くして猫のように擦り寄って来た。何? この可愛い動物。
そう思っていると今度はアリシアに睨まれた。どうしろって言うんだよ……
[鈍感の末路だな]
ソウル、言っている意味が分からないんだが?
[はぁ…もういいよ。この朴念神]
おい、俺はいつ神になったんだ?
「……話は変わるが、これからどうするんだ? レイジングハートとバルディッシュが壊れた今、ハッキリ言ってクロノとアルフ、プレシアにリニスしか戦力にならないぞ? それにプレシアとリニスは技術担当だから戦力として出ることは無いだろ
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