『第四十一話』〜強くなりたい〜
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すぐに捕まえに行くだろう。そして、主であるはやてにもなんらかの危険があるに違いない。
それだけは防がないといけない。アイツ等はアイツ等なりにはやてを救おうとしている。それだけなんだからな。まぁ、俺にはどうでもいい話なんだが。
「その事については後でなのは達が来たら一緒に話すよ。何度も同じことを言いたくは無いからな」
「分かった」
この説明で、闇の書について何かわかればいいんだが………
クロノと別れてデバイスルームに入ると難しい顔をしてデータと睨みあうプレシアとリニスにユーノ。
そして後ろからその様子を見ているアリシアとアルフがいた。
「あ! 拓斗!!」
俺に気づいてアリシアは笑みを浮かべ抱きついてくる。
そんな彼女の頭を撫でながら話しかける。
「久しぶりだな、アリシア。アルフも襲われたと聞いたが、怪我は大丈夫なのか?」
「あぁ、私はね。ていうかなのはとフェイトのとこ行かなくてよかったのかい?」
「もう行ったんだ。ここはそのついでといった感じだな。それにレイジングハートとバルディッシュが折られたんだろ? そっちも気になってな」
プレシア達の方を向くとそこには罅割れている、待機状態のレイジングハートとバルディッシュがあった。
「結構派手にやられたわね。レイジングハートは当然として、バルディッシュの方もコアにまでダメージがあるわね。ここまで酷いと自動修復で基礎構造を修復させたら部品交換も必要になるでしょうね。交換パーツに関してはリンディ提督が用意してくれるでしょうけど」
部品交換が必要なほどとは、ジュエルシードの時も破損している時があったがアレよりもダメージはでかいという事か。
「映像を見たが、デバイスはあれくらいで壊れるものなのか?」
「あら? あなたのはトリガーだったかしら? それはどれくらいまで耐えられるの?」
「測ったことがないから分からないが、破壊をしたいのだったら『ノヴァ・ストーリア・ファンタズム』並の攻撃をしないとな」
「「「「「………」」」」」
そう言った瞬間、この場にいた五人全員が黙り込んだ。どうしたんだ?
「……地球には『ペットは飼い主に似る』というけれど」
「その言葉はペットだけじゃなく、トリガーにも通じるみたいだね……」
「どんだけ規格外なんだい……」
「もう、簡単な事じゃ驚かない自信がありますね……」
「拓斗凄いね〜」
皆が口々に言った。失礼じゃないか? そしてアリシアはどこかずれてるぞ?
そんな事をプレシア達と話していると扉が開き
「フェイト、なのは」
クロノに
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