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魔法科高校の有能な劣等生
慣れるのに時間がかかりそうなクラス
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「おはよう。」
教室に入りつつ朝の挨拶
新しい高校生活、まだ中の良い友達はいないが一応
同じクラスになったのでしておく。

オハヨーウ、おはよう。

無月の言葉に挨拶が返ってくる。
そこで無月は少しフリーズ

何故、フリーズしたか?
別にそのクラスに今人気のアイドルが居るわけでも、無月の嫌いな何かが有る訳でもない。
ただ以外だった。

何が以外かと言うと挨拶が返って来た事だ。
まだこの学校、この教室になってからそんなに経ってはいない。
それに無月は大人しい方だ、このクラスに印象に残る様な事は何一つしていない。
それなのに挨拶が返ってきた。
このクラスはいいクラスだ、
そう思いつつ自分の席に向かい座る。

そして携帯端末を取り出し、つい最近はまった小説を読み始める。
すると

「へー、珍しいな」

無月はその言葉に不意に前を向く。
そこには確か同じクラスの、、、、、、名前は忘れたが
そしてその名前を忘れた人物は続ける。

「あ、すまん。
俺の名前は歳月 蒼太
得意な魔法は高速移動系、宜しくな!」

「ああ、俺の名前は無月 零
宜しく。」

「それで何が珍しいかったんだ?」

さっき歳月と言う少年は無月を見て珍しいな、と言った。
特に変な事はしていないので、少し気になる。

「ああ、それだよ。」

歳月は指を無月の持つ携帯端末に指し答える。
無月もこれか?
と聞く。

「そうそう、それだよ、それ!
今時、そんな携帯端末、見たことないからさー!」

「確かに今時、こんな携帯端末は
売ってないかもしれないな、これは叔父からの貰い物なんだ。」

「へぇー」

歳月は珍しい物を見て気になるのか、近付き
よおーく、よおーく、見る。

「そう言えば無月は何か得意な魔法とか有るのか?」

「俺か、
俺は特に得意な魔法はないよ。
使える魔法は少ないし、そもそも殆どの魔法は使えないし
使えても皆を不幸にするだけだ、、、、、、、、、、、、」

「?」

「あ、いや、何でもない。」

いけない。
危うく口を滑らす所だった。
これは言ってはいけない、言ってしまたらいけない事だ。
例えクラスメイトであっても、それが友達になるかもしれない人でも

「む、無月さん?」

この声はそう思い横に振り向く、
そこにはやはり一条が立っていた。

「無月、この人は確か?」

「うちのクラスメイトの一条 風華さんだ。」

「あ、そうそう
俺は歳月 蒼太、宜しくな!」

「よ、宜しくお願いします。」

一条はオドオドしながら挨拶
一条は前から最初から思っていたがどうやら人との会話が苦手のようだ。
最初に話した時も今、さっ
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