第三十問作戦会議
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停学明け
久々に登校した俺は試召システムのメンテを終えて自分のクラスに戻ってきた。今は三時間目が行われているはずだが………
「お疲れっす兄貴」
みんな自習していた。
「………お帰り笹本メンテナンスはどうだった?」
「まぁ1つだけ不具合があった程度だ……てかみんなどうしたんだ?」
「Fクラスと教師陣が試召戦争するらしいから皆準備に行ってるんだよ」
教師が試召戦争?まぁ大丈夫だろうな。
「それより不具合ってなんなの?」
昔文月学園の時が止まってから俺が定期的にメンテをやっている。このシステムはまだ未知のシステム。下手すりゃタイムスリップができるかも知れねぇからな。
「まぁあまり俺たちに関係ないし時間かかるから治してないその程度の不具合だ。簡単に言えば高得点者が急激に点数を短い時間に何人も失ったらシステムが負荷を処理しきれずにダウン、俺達の召喚獣のデータが全てリセットされるだけだ」
正確には400点超えのやつが12時間以内に三人以上300点以上残して一撃死したら発生するけど400点超え何て滅多に出ないし大丈夫だろ
放課後
明日行われる教師との戦いに備えて僕達は集まっていた。美波の誤解(僕が送ったメール)はちゃんと解いているけど美波は少し怒ったような顔で睨んでくる。どうしてだろう?
「一応教師側の参加メンバー十五人が分かった」
そう言うと雄二が写真を出す。
「まず、補習担当の西村宗一、学年主任の高橋洋子、科学教師の布施 文博、情報教師の笹本和子、数学教師船越夏奈子、体育教師風間瘋也、教頭桐ヶ谷リュウヤ、保険担当吉野良子、物理教師猪瀬鳳、歴史教師葡萄和哉、ELTジョニー・マウン・ガイラ、 古文教師大森凛子、英語教室九十九早苗、そして学園長であり教師陣の大将ババァ」
こうしてみると結構ベストメンバーで来ている。鉄人や高橋先生は点数が高いらしいしジョニー先生は英語なら誰にも負けないだろう。そして一番の問題が桐ヶ谷先生。かつての教頭竹原先生に変わり新任してきた先生。実は僕と姫路さん、そして一真の小学校の時の担任だった。物凄く物知りで恐らく一真並の点数を持っていると思う。
「作戦だが……まだまとまってない明日詳しく話す今日は解散だ変える前に明久、桐ヶ谷先生について教えてくれ」
いきなり作戦を教えてもらっても僕には明日まで覚えとおけるか分からない。それで言えば少しだけ助かった
「桐ヶ谷先生は物凄く物知りで多分一真と同等の点数を持ってると思う」
「他の教師も大体それくらいあると思うがまぁいいじゃこれで解散だな」
帰り道
「豚やろう話が有ります」
僕は清水さんに呼び止められていた。
「何かな?清水さん?」
「率直に聞きます貴方はお姉様のことをどう思っているのですか?」
「美波の事?」
清水さんは美波
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