コードギアスR2
0612話
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げた組織や引っ張り込んだ奴等なのがメインなのは分かってるんだけどな。ここが中華連邦である以上、白人系の容姿をしている俺やスレイはブリタニアの関係者か、あるいはEUの関係者か……どのみち、この国の者じゃないだけに警戒される。だからこそ、俺達の出番は基本的に武力行使に関係する時なのだから。
「構わん。確かに俺達はお前達シャドウミラーに頼っているのは認めるが、おんぶに抱っこされている訳にもいかないからな。連日いなくなるというのは困るが、今日1日くらいなら問題無い」
「そうか。そこまで言うのなら気持ちに甘えさせて貰おう。……何かあったらすぐに連絡をしてくれ。可能なら駆け付けるから」
「ああ、任された。折角の記念日なんだ。明日の昼くらいまではゆっくりしていてもいいぞ」
そう言い、洪古は兵士と共に去って行く。
「……って事だが、どこかデートのリクエストはあるか?」
「デ、デート!? ……い、いや、そうだな。恋人同士が2人で出掛けるんだから、それはデートと言ってもいいのか」
顔を赤くしているスレイの様子を見ながら、空間倉庫からソルプレッサを取り出す。
「さ、乗ってくれ。取りあえずブリタニア辺りにでも行ってみるか? 俺達の世界にブリタニアなんて場所はなかったし、首都のペンドラゴンを見るだけでも楽しいだろう」
「う、うむ。……けど、デートの足が戦闘機というのも正直微妙だな」
「いや、俺達らしくていいと思うが」
そう言いつつ、スレイに手を貸しASRSを起動させたソルプレッサで飛び立つのだった。
「なるほど。かなり栄えている街だな」
スレイが周囲を見回しながら呟く声が聞こえて来る。
ここはブリタニアの首都、ペンドラゴン。確かにスレイの言うようにかなり栄えており、街を行き交う人の数も多い。だが……
「何と言うか、違和感があるな」
ポツリ、と呟くスレイの言葉に俺も頷く。
基本的に貴族制度を取っている為か、OGs世界の生まれである俺達にしてみれば、貴族のいる光景というのが酷く違和感があるのだ。
「とは言っても、別に俺達はこの国で暮らす訳じゃないしな。観光に来たんだから、このくらいの違和感はあってもいいだろ」
「そう……だな」
「じゃあ取りあえずどこか行きたい場所はあるか?」
「いや、特にこれと言ったものは無いが……そうだな。どうせブリタニアに来たんだ。折角だからブリタニア皇帝のいる城を見ていきたい」
「あれか……」
以前、コーネリアやギルフォードとオデュッセウスを誘拐する為に潜入した城を思い出す。
「そうだな、折角ここまで来たんだ。明るい時に見ておくとするか」
こうして、俺とスレイはブリタニアの象徴とも言える城を目にし。
「ア、アクセル。やは
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