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東方魔法録〜Witches fell in love with him.
19 卒業〜The?scars?left by the? affair?were?still?visible.
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「シケた面すんなよ」「どうせならパーっといこうぜパーっと」
「例えば?」
俺がそう言うと二人は同時に悩みだすこと五分。お互いに会話をしてないのに答えがハモった。
「「卒業式!」」
「「「…はぁ?」」」」
俺とパチュリーとエリーも打ち合わせてないのにハモった。
レイレウが手配して先生達に俺達が卒業式を出来るようにした。レイレウが何かやらかすそうだが先生達は「この暗い雰囲気をどうにか出来るならいい」と言っていた。先生ェ…
だが、先生はこの許可を出すことに少しだけ後悔することになるのだった。
卒業式は翌日に行われた。対象は全員。学園は廃校になるそうだ。レイレウはいつか復校させると意気込んでいた。
先ずは普通に入場。各々指定された席に座る。言うまでもないがパチュリーは隣だ。
開式の辞や司会進行はレイレウが務める……とっても嫌な予感がするのは気のせいだろうか…?
「えー皆さん。こんな状況に集まってもらってありがとうございます」「今日は湿気た雰囲気なんてぶっとばしますので」「「覚悟してください!」」
以上で開式の辞は終わりらしい。早いな。
「時間や文字数も押してますので」「卒業証書授与!」
おい。メタいぞ。そんな俺の気持ちなど梅雨にも考えずいきなり卒業証書授与が始まった。
校長役のレイがハゲのカツラを被ってステージに上がった。レウは補佐役だ。
始めに呼ばれた人達は昨日レイレウとこそこそしていた人達だった。
「○ョセフ・○ョースター!「お前の次のセリフは『卒業証書授与!』という!」卒業証書授…なにっ!」
……なんだあいつら?
「私、前田○子はAK…「言わせねぇよ!?」を卒業します!」
おいおいおいおい!なに漫才やっているんだよ!
こんどは突然パンツ一丁になった人が壇上にあがってレイに向かって言った。
「俺は学園生活でとても地味でした。どうすればいいですか!?」
とか叫び出して、レイはそれに
「知らん。君、その程度でめだてると思ったのか?」
と返した。?
…………なんなんだよこいつらは…。俺とパチュリーはあきれ返っていたが周りは大爆笑。エリーですら笑っている。…あいつらの目論見は成功したってことか…
「次!明希・へルフィ・水原!」
今度は俺の番らしい。何が起きるかわからないがステージの上に上がるしかない。
「独身卒業証書授与!」
「俺はまだ結婚してねぇ!」
「さっさとパチュリーと結婚しちまえよ〜。しょうがない。童貞卒業証書じゅ……」
パコォォン!!
俺は思いっきりレイの頭をひっぱ叩いた。それに兆が一に受け取るとしても俺はまだ童貞だ。チラッとパチュリーの方を見ると顔を赤くして
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