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蒼の使い魔は悪魔で召喚魔剣士
暗殺者
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いか?信頼に関しては、誰に何を言われようと俺はタバサを守るつもりだ」

「いいだろう、そこまで言うのなら強さを証明して見せろ!」

と杖を出すカステルモールに俺はまず居合いの要領で杖を持った腕を軽く峰打ちし、杖を落とす。そして首筋に剣を近づける、この間わずか1秒

「ま、まいった」

「これで強さの証明はできたな」

俺は適当に霊木の杖を取り出し

「ヒール」

カステルモールの腕を治した後、落ちた杖をひろって渡す。

「その杖はどこから出したのですか」

「召喚術でだした」

「召喚術?」

「異界のものを呼び出す術だ」

「そうですか、確かにアルウィン殿が強いことがわかりました。しかし・・・」

タバサは

「彼は信頼できる」

「シャルロットさまがそうおっしゃるなら。そして昼間は大変失礼しました。あの娘に我が心のうちを悟られぬよう愚考した次第。我ら東薔薇花壇騎士団全員、表にはできぬ、変わらぬ忠誠をシャルロットさまに捧げております」

「私は北花壇騎士。以上でも、以下でもない」

「シャルロットさま。あなたさまさえその気なら・・・、我ら、決起のお手伝いをば・・・」

そしてカステルモールはタバサの手を取り接吻したあと

「真の王位継承者に、変わらぬ忠誠を」

そう言い残しカステルモールは部屋を出て行った。その後窓がこつんこつんと叩かれ見てみると、シルフィードがテレビーを抱えてホロホロを連れつつそこにいた。

俺は窓を開けてやると変化して飛び出してきた。俺はさっきより数倍速い動きで後ろに振り向き

「服を着ろ!シルフィード!」

「きゅい、いつも思うけど何でお兄さまは変化して服着てないときに後ろ向くのね?」

「・・・いいから、服を着てくれ」

「そんなことより」

シルフィードはテレビーを小脇に抱えたままびしっとタバサを指差し

「お姉さまはばかなのね」

タバサは無言で頬をかく

「せっかく、お姉さまの味方になってくれるっていう人が現れたのに、無視して追い返すってどういうこと?きゅい」

その後シルフィードはタバサを説教し始めたがタバサはまったく相手にせず無言で窓の外を指差す

「もう!せっかく心配してあげてるのに!」

と叫んで元の姿に戻り窓の外に飛び出していった。
俺は

「いいのか?タバサ」

コクリと頷く

「そうか、俺はこれから寝ずに番をする。タバサはゆっくり寝てくれ」

「まかせる」



そして二つの月が、窓の向こうに並ぶ頃

俺は誰かが近づく気配を感じ

「タバサ」

そう言ってタバサのほうを向くとタバサが上半身を起こしてコクリと頷く
俺たちは咄嗟に動けるように準備をする
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