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蒼の使い魔は悪魔で召喚魔剣士
吸血鬼
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尊貴なる光の斬撃、不滅の悪をも圧倒する!ブレードロール!」

紫色の光の刃が俺を中心に回り枝をすべて切り落とす。
そして俺は驚いて動きが一瞬止まったエルザに即座に近づき適当に剣を取り出した。
それを見たエルザは甘えた声で哀願を始めた。

「おにいちゃんお願い。殺さないで。私は悪くない。人間の血を吸わなきゃ、生きていけないだけ。人間だって獣や家畜を食べる。どこも違わないでしょ?」

「ああ、そうだな。生きていくために必要な殺生は仕方ない。だが少なくともお前はすでに罪もない婆さんを一人死に追いやっただろ。それに……」

俺は殺気を出す。

「お前は俺の主人であるタバサに危害を加えた時点ですでに殺す対象になっている」

「いや!死にたくない!」

殺気を感じ逃げ出そうとするエルザの足をクールで凍らせる。

「わ、わたし、わるくない……」

「生きたかったのなら、もう少し静かに暮らすべきだったな」

俺は剣を振り下ろした。

その様子をタバサは黙ってじっと見ていた。



その後

俺は杖を出して。

「エスポワール」

魔法で二人の魔法による眠気をとばし、タバサにシルフィードの着ていた服を渡して村に一旦戻り荷物をまとめてすぐに村を出た。

そして帰り道。

「お姉さま、優しいですわ。あの村長に手紙を書いたんだもの」

タバサは村を出る前にエルザに関する手紙を書き残していた。内容はエルザを遠い親戚の所に連れて行った。とまあこんな感じだ。

「ああ、そうだな。あの子が吸血鬼だったなんて言えないしな」

本当のこと言うよりましだろう。

タバサは無言のまま、シルフィードが今回のことに不満を漏らし始める。

「今回はこきつかわれた!疲れた!きゅい!」

そしてタバサは
ポケットを探りムラサキヨモギの葉っぱを取り出し、じっと見た後、口にいれ食べ始めた。

そんな光景を見つつ俺は、さっきまでの出来事が嘘みたいだな……などと思いながら三人で帰った。





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今回オリジナル展開、自分にはまだ早かったかな・・・とも思ったり、セリフどうしようと悩みました。

後、今日は書く時間あんまりなかったけど気合で書き上げました。その分もおかしな点があるかもです。

今回出た武器ビーストランスは元ネタの漫画が好きなので出しました。

では誤字・脱字・感想・アドバイス等お待ちしております。



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