翼竜人
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の使い魔」
周りはそれに驚く
「おほ!おほ!おっほっほっほ!こいつが使い魔?じゃあ外にいる風竜はなんなんだい」
「あれも使い魔」
「はぁ!?風竜はともかくそっちまで使い魔だって?」
「召喚のゲートは二つ開いたみたいでな、俺も呼び出されたと言う事だ」
「ふ〜ん、あんたも災難ね、呼び出したのがこんな人形娘で……見たところ傭兵メイジのようだけど、どう?お金は出すから私に雇われてみない?」
「断る。俺はすでに契約を交わしている。それに俺はこの主が気に入ってるんでね」
かすかにその言葉にタバサが反応した。だが俺以外気づいていないようだ。
後、こんなやつに仕えるのはいくら金を積まれようとごめんだ。
「そう、変わったやつね。こんな人形娘のどこに気に入る要素があるのか分からないけど。まぁいいわ。本題に入るわよ」
そしてその後、俺たちはアルデラ地方、ゲルマニアの国境沿いにある黒い森の一角にあるエギンハイム村に向かった。
もう少しで村に着きそうになったとき、村の方から音が聞こえた。
何かがあったらしい。俺たちは急いで駆けつけると村人たちが翼人にトドメをさそうとしていた。
その様子を見たタバサが飛び降り魔法を使う。
雪風が翼人を襲う。
その後すぐに翼人が反撃をしてくるが俺はタバサに
「堅牢なる守護を、バリアー」
防御呪文をタバサにかける。タバサの周りに見えない壁ができ翼人たちの攻撃を防ぐ
そして少しの攻防のすえ両者十五メイルほど距離をおいて対峙した。そして睨み合う。
「やめて!あなたたち!森との契約をそんなことに使わないで!」
悲鳴のような声が響く。
翼人たちは、上を見上げる。長い亜麻色の髪をした美しい翼人が上からゆっくり降りてくる。
「アイーシャさま!」
そう叫びうろたえ始める翼人たちの隙をタバサは見逃さない。
呪文を唱えようとした時、唐突に腕を掴まれた。
「お願いです!お願いです!杖を収めてください!」
緑色の胴衣に身を包んだやせっぽっちの少年が震えながらタバサの腕を掴んでいた。
アイーシャと呼ばれた美しい翼人は
「ひいて!ひきなさい!争ってはいけません!」
その声を聞いて翼人たちは森の奥に消えていった。
その場にいた村人たちは呆然としていたがようやく一人が立ち直り。
「も、もしかしてお城の騎士さまで?」
コクリと頷きながら
「ガリア花壇騎士、タバサ」
「皆!騎士さまだ!お城から花壇騎士さまがいらしてくれたぞ!」
「「「「おおーーーー!!!」」」」
それから最初に立ち直った村人がタバサの腕をつかんだ少年を殴り飛ばした。
「この罰当たりが!騎士さまの腕から手を離せ!おま
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