暁 〜小説投稿サイト〜
ストライクウィッチーズ  扶桑海軍119航空隊
105航空隊
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嫌がったらしく現在は違う人と組んでいるらしい。ちなみに私は矢沢さんが誰と組んでいるかは予想は出来ているが、実際には見たことがない。

「理恵、またあとでね」

「うん。またあとで」

矢沢さんはそこまで悪い人には見えないのだけど、どうして圭はあそこまで嫌ってるのかな?ちょっと気になるかも。

「根岸。大崎を甘やかすなよ。」

「はっ、はい。」

甘やかすなって言われても、圭のことはどうにもできないし。矢沢さんは今の圭が気にくわないのかな?
確かに前部隊のときより撃破数は減っているけど、以前より部隊には溶け込めていると思うけど。

「やはり大崎は私とコンビを組むべきだった。・・・根岸。今からでも私と変わらないか?」

矢沢さんも圭に執着しすぎでしょ!

「お断りさせて頂きます」

私は今の、圭とのコンビで満足しているもん。

「そうか。だが私は諦めないぞ!」

矢沢さん、しつこいと嫌われますよ。とくに圭から。

「矢沢さんは圭のことが好きなのかな?」

「知香!まだいたの?」

何時もなら、どんな場面でも五月蝿い知香がこんなに静かなんて珍しい。矢沢さんになにか言われたのかな?

「理恵。ひどいよ〜」

「ごめんごめん」

「うん。いいよ〜」

かるっ。そんな簡単に許してもらっていいの?

「理恵。それでさっきの質問に対する返答は?」

「さっきの質問?」

ヤバい。聞いてなかった!

「まさか聞いてなかったの?」

なんか知香が怒りそうなムードなんですけど。桐島さん、助けてくださーい。
私は期待の眼差しを桐島さんに向けたがスルーされてしまった。
仕方がない。素直に謝りますか。

「ごめん。聞いてなかった。」

「もぅ、聞いててよ!」

「本当にごめん。だからもう一度、言ってもらえないかな」

「今回だけだからね!」

よかった。話す気になってくれたみたい。今度はちゃんと聞いておかないと。

「矢沢さんは圭のことが好きなのかな?って言ったんだよ。」

矢沢さんが圭のことを?いや、それはないでしょ。たぶん矢沢さんは、圭の軍人としてのセンスをかっているんだとおもう。

「矢沢さんは以前から圭を知っているから、圭に期待しているのだと思うよ。」

「本当にそれだけかな?」

いや、実際のところなんてわからないし、気になるようなら直接聞けばいいのに。それとも上官だから遠慮してるのかな?

「まあいっか。」

「えっ?」

「だからもういいの。調べるのはめんどくさいから。」

自分勝手だな。まあ、知香らしいと言えばそれで終わりなんだけどね。

「知香と理恵さん?なにか考え事ですか?」

あれ、この声はたしか

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