暁 〜小説投稿サイト〜
【ネタ】 戦記風伝説のプリンセスバトル (伝説のオウガバトル)
17 女子力(魔法)の高い女性たちのお茶会 その二
[4/4]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
ーナ様とアクエリアスも押し黙る。
現状の失政は批判対象としつつも、ハイランドの建国理念--ローディス教国の脅威を認識しての大国建国--は評価しないといけなくなるからだ。
そして、それを踏まえたうえでトリスタン陛下には、新生ゼノビア王国国王ではなく、神聖ゼテギネア帝国二代目皇帝を目指すという選択である。
「そこまでの覚悟はありますか?
そして、次の戦いから私は去る用意をするつもりでした」
次の戦場からカオスゲートが発見されるからだ。
内政屋として体制を固めてしまえば、マラノの都・天宮シャングリラ・アラムートの城塞を抜いてしまえばこの戦争負けは無くなる。
後は、ドラゴンズヘヴンを独力でクリアしてFORTUNEエンドを達成してカオスゲートを使って帰る。
これが一番後腐れの無い終わり方だと思っているからだ。
「なに、簡単なことではないか。
陛下とデスティンが勝てば良いだけの事」
楽しそうに笑いながら、私の懸念を切って捨てるナーナ様。
ああ。
この人は王の器だ。
否応無く、それを思い知った。
「だから、エリーよ。
この席に加われ。
陛下の夜伽をしろと言わんが、デスティンを支えてやってくれ。
それに、我ら三人子宝に恵まれた上で、孕んで茶を飲むというのはきっと楽しいものになろうぞ」
「そうですね。
人を殺す戦争より楽しいものになるでしょうね」
ナーナ様の言葉にアクエリアス殿も反応する。
それだけは、私も否定できない。
だから、こう答える事しかわたしはできなかった。
「少しだけ時間をください。
帰るか、残るかを決断するつもりですから」
と。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ