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[黒バスパロ]心拍数#0822[今吉×花宮](※腐向け)
海が見える丘の上

[2]次話
日が暮れ始めた午後6時半頃、小さな丘の上に1人の男が立っていた。

男は片手に持っていた花束を目の前に建っている墓に供えた。

そして男は遠くに見えるオレンジ色に染まった海の水平線を静かに眺めた。

眼鏡の奥の瞳はどこか寂しげに揺れていた。


日も完全に暮れ暗くなり男は丘から立ち去った。


綺麗な花が供えられたその墓には[花宮 真]と刻まれていた。




[2]次話


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