第一話・勇気に代わる力。それは百合!?
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とある人気作品の世界の一つ。ここで、巨大なロボット同士が戦っていた。片方は右手に剣を持った鮮やかなカラーリングのヒーロー風のデザイン、もう片方は甲冑騎士を思わせる無骨なデザインだ。ヒーロー風のロボットの名は『グレートシャインエーカー』。エネルギー生命体の宿った二体のロボット『シャインエーカー』と『ルナファイス』が合体した姿で、相棒である少年『日昇晶』と『月美涼』とともに悪質な転生者を退治すべく、勇者シリーズの世界から派遣されてきた転生者である。
そして、甲冑騎士風のロボットは悪質な転生者の操る魔道兵器だ。
「何故だ!何故私の魔道騎士が貴様のようなオモチャみたいなロボットに押されているのだ!!」
魔道兵器の操縦席で悪質転生者が叫んだ。すると、グレートシャインエーカーが答える。
「貴様には分かるまい。私の力の源たる、晶と涼の勇気を!!!」
「勇気だと!?そんなもの、私は認めんぞ!!!」
「ならお前は、僕たちには勝てない!!!」
「その通りだ!!」
勇気の力を認めようとしない転生者にグレートシャインエーカーと融合している晶と涼が叫ぶ。そして、グレートシャインエーカーが剣を上に掲げた。
「これで終わりにする。グレートシャインブレード!!!」
すると、剣にエネルギーがチャージされ、刀身が黄金に輝き始めた。
「コロナスラッシュ!!!」
そして、魔道兵器に向かって突撃し、剣を振るい一刀両断する。
「ぐあああああああ!!!」
もはや、悪質転生者の敗北は確定であった。だが・・・
「おのれ、シャインエーカー・・・だが、私もタダでは死なんぞ!!!」
なんと、最後の悪あがきとしてグレートシャインエーカーに呪いをかけてきたのだ。
「これで貴様はもう二度と勇気の力は使えん!いかなる解呪も私の魔力の前には無力だ!!ふははははは!!!」
そして、高笑いとともに魔道兵器は爆発し、悪質転生者は炎の中に消えた。
「ぐう・・・」
そして、グレートシャインエーカーは地面に膝をつくと合体が会場され、シャインエーカーの合体前の姿である『シャイン』とサポートメカの『スカイエーカー』彼と融合していた晶、ルナフェイスの合体前の姿である『ルナ』とサポートメカの『スペースファイス』彼と融合していた涼に分離してしまった。
「くっ・・・何だこれは・・・」
「力が、一気に抜けて・・・」
そして、シャインとルナは倒れてしまった。
「シャイン!」
「ルナ!!」
慌てて、晶と涼が二人に駆け寄る。だが、彼らにはどうする事も出来なかった。
その後、彼らは仲間達の手によって基地まで運ばれた。そして現在、トランスフォーマーの世界出身であるサイバトロンの科学者『リ
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