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魔法科高校の有能な劣等生
CAD
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が使えるのか気になり過ぎた。
一条は自分に反省しつつ言う。

「そんなCADを見るのは初めてだったので、つい見とれてしまって、」
「確かに皆が持っているCADとは違うよな、、、、、、」

無月はその言葉を言い終えると何故かは解らないが物凄く落ち込んでいる、
様に見える。
それを見た一条は

「わ、私、何か気に障る事をい、いいまきた!?」

あまりにも焦っていたのか一条は噛んでしまう。
それに一条は気付いていないのか話を続ける、あるいは気付いているが気にしていないのかもしれない。

「いや、気にしないでくれ一条、」
「ちょっと考え事をな、」
無月は無理に笑い。止めていた足を動かし前に進む。そして、

「一条も急がないと遅刻するぞ!」

無月は笑いながら言うが
口は笑っていても目が笑っていない、無理に笑っている。


その頃、無月は悩んでいた。
何故、俺はこんな巨大なCADしか使えないのか?
何故、普通の魔法科高校の生徒が使えるCADが自分には使えず他の生徒は使えるのか?
神は不平等だ、確かに俺はある意味では選ばれた存在
だが、変な力と2セット
それが我慢ならなかった、何故、俺には純粋な魔法の力がないのか?



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